概要
UiPathでアプリを起動したりファイルを開いたりする場合に、「ファイル名を指定して実行」を使うことがあります。
Win + R キーで起動するのが一般的ですが、ここではショートカットキーを使わずに起動する方法を紹介します。
方法
explorerに「ファイル名を指定して実行」のCLSIDを渡して実行します。
・アクティビティ:StartProcess
・ファイル名:"explorer.exe"
・引数:"Shell:::{2559a1f3-21d7-11d4-bdaf-00c04f60b9f0}"
実行するとWin + R キーを押した時と同じように「ファイル名を指定して実行」が立ち上がります。
後の流れは同じですね。
補足
引数に渡しているモノって何なの?という話ですが、
Windowsのアプリが持つ一意の識別子(CLSID)、というモノらしいです。
管理ツールやコントロールパネルなど他のWindowsの機能にもCLSIDが割り当てられているので、
同じようなやり方で呼び出すことが出来ます。
便利な機能ですが、引数だけ見ても何を呼び出してるのかサッパリだと思いますので、
注釈等に書いておくことを強く推奨しておきます。
参考記事
動作環境
- UiPath 2019.9.2 Community Edition
- Windows 10 Home 1903