環境

Amazon linux2
postgre 11.5

起きたエラー

postgreにログインしようとしたところ以下のようなエラーが発生

$ psql -U postgres
psql: could not connect to server: No such file or directory
	Is the server running locally and accepting
	connections on Unix domain socket "/var/run/postgresql/.s.PGSQL.5432"?

解決策を探る

エラーを検索してみたところサーバーが起動していないことが原因の場合があるらしい、以下のコマンドで起動する

$ sudo /etc/init.d/postgresql start

そしてまたログインを実行
しかし、ログインできず、、

次にこっちのコマンドで起動してみました。
するとエラー内容が表示！

$ sudo -u postgres postgres -D /var/lib/pgsql/data
 LOG:  skipping missing configuration file "/var/lib/pgsql/data/postgresql.auto.conf"
2021-04-23 07:29:45.763 UTC [10472] FATAL:  データベースファイルがサーバと互換性がありません
2021-04-23 07:29:45.763 UTC [10472] 詳細:  データディレクトリはPostgreSQLバージョン9.2で初期化されましたが、これはバージョン11.5とは互換性がありません

なるほど、理解した！
実は最初に入っていたversionが9.2でその時にpostgresを初期化してしまいその後11.5にアップデートしました。
9.2で作ったサーバーでは11.5では動かせないってことだったんですね。
ここまで解れば大丈夫です

/var/lib/pgsql/dataフォルダを削除して初期化します。

$ sudo rm -fr /var/lib/pgsql/data
$ sudo postgresql-setup --initdb
* Initializing database in '/var/lib/pgsql/data'
* Initialized, logs are in /var/lib/pgsql/initdb_postgresql.log

初期化完了！
postgresにログインします。

$ sudo su - postgres
$ -bash-4.2$

ログイン成功！

結論

PostgreSQLバージョン9.2は古すぎて、それ以降のversionと互換性がない。
この場合は一旦/var/lib/pgsql/dataフォルダを削除して、最新バージョンで初期化しなければならない。