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【Drupal】Drushコマンドをインストールする

Last updated at Posted at 2017-05-30

Drupalを運用する上でdrushコマンドはなくてはならないものです。

もしまだセットアップしていなればdrushコマンドをインストールしておきましょう。

インストールの手段はいくつか用意されています。
Drupalのバージョンや環境に合わせて任意のインストール手段を実施してください。

#検証環境

  • Macbook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014)
  • Mac OS X 10.11.6 El Capitan
  • PHPStorm 2017.3
  • VirtualBox 5.2.6
  • Vagrant 2.0.2
  • CentOS 7.4.1708
  • PHP 7.1.14
  • Drupal8.4.4

##Comporserでインストールする(D8.4+)

Drupal 8は、モジュールやテーマなどの各種ライブラリ群はComporserでのインストールが推奨されています。

一応、Drushコマンドに関してはGitPEARを使ってインストールをすることも出来ますが、とくに最新バージョンのDrush 9は、Comporserによるインストールのみがサポートされています。

そのため、最新環境を作りたければ必然的にComporserを使ったインストール方法を選択することになります。

###Comporser本体をインストールする

もしまだComporser自体をインストールしていなければ先に入れましょう。

$ cd /tmp
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer
$ composer --version

(Drupal 8.4.xは、Drush 8.1.12以降のバージョンが必須になっています)

####Comporserの環境設定を確認する

$ composer global config --list

Comporserでdrushコマンドをインストールする際にunzipが必要になるため、併せてインストールしておきます。

$ sudo yum install -y zip unzip

###drushをインストールする

composerの環境が整ったら、次はdrushコマンドをインストールします。

$ composer global require drush/drush:dev-master
$ export PATH="$PATH:$HOME/.config/composer/vendor/bin"
$ echo 'export PATH="$PATH:$HOME/.config/composer/vendor/bin"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
$ drush --version
Drush Commandline Tool 9.2-dev-dev

drushコマンドをグローバルインストールすると、通常はカレントユーザーのホームディレクトリ配下にインストールされます。

~/.config/composer/vendor/bin/drush

composerが参照しているリポジトリによって、Drush 9.x または、Drush 8.x のどちらかがインストールされているはずです。

###drushコマンドを任意のパスにインストールする

drushコマンドなどのcomposerパッケージをホームディレクトリ以外にインストールしたい場合は、configコマンドであらかじめパスを設定した上でインストールを実施すればOKです。

$ composer global config vendor-dir '/var/lib/vendor'
$ composer global config bin-dir '/usr/local/bin'
$ cat ~/.config/composer/composer.json
$ sudo /usr/local/bin/composer global require drush/drush:dev-master

以上により、/usr/local/bin配下にdrushコマンドがインストールされます。

###drushコマンドをアンインストールする

もし、composerでインストールしたdrushコマンドを削除したい場合は、以下手順を実施してください。

方法01)removeコマンドを実行する

$ composer global remove drush/drush

方法02)composer.jsonから行削除してアップデートする

composer.jsonファイルからdrushの行をコメントアウトしてからアップデートすることで削除することもできます。

$ vim ~/.config/composer/composer.json
{
    "require": {
#        "drush/drush": "dev-master"
    }

}
$ composer global update

##Gitでインストールする(D7、D8)

git cloneコマンドを使えば、お手軽に最新版をインストールできます。

$ cd /opt
$ git clone https://github.com/drush-ops/drush.git
$ cd drush
$ composer install
$ ln -s /opt/drush/drush /usr/sbin/drush
$ drush --version

##公式サイトから実行ファイルを取得してインストールする(D6、D7)

2018/03/19現在、http://files.drush.org/drush.phar からファイルが削除されているようです。
代替方法としてcomposer、またはgit cloneを使ったインストール方法を選択ください。

(以下コマンドは現在利用不可)

$ cd
$ wget http://files.drush.org/drush.phar 
$ php drush.phar core-status
$ chmod +x drush.phar
$ mv drush.phar /usr/sbin/drush
$ drush init
$ drush --version

##PEARでインストールする(D6、D7)

まずPEARを入れます。

$ sudo yum install php-pear

そしたらDrushコマンドをインストールします。

$ pear channel-discover pear.drush.org
$ pear install drush/drush
$ drush --version

以上です。

念のため、drush --versionを実行してインストールされたdrushコマンドのバーションを表示して、自分が使っているDrupalバージョンに対応しているかどうか確認しましょう。
Drush docsの対応表にて確認できます。

Drupal Compatibility - Drush docs

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