製造業、特に半導体業界は競争が非常に厳しく、開発の効率化・スピードアップを進めるため、データ駆動型の分析文化を社内にどのように広めるかは重要な課題になっています。
この点、多くの大手企業・先端的企業では、その対策の1つとして、分析ツールを活用しています。統計ソフトもそのツールの1つであり、「JMP(ジャンプ)」も30年以上にわたって、さまざまな業界のお客さまにご利用いただいております。
JMPは、データの可視化に優れ、マウスクリック中心で操作できるソフトウェアです。今回は、半導体業界や製造業で、統計ツールをどのように武器に変えて、成果を生み出しているのか、幾つかの導入事例をご紹介します。
NVIDIA
導入事例:https://www.jmp.com/ja/customer-stories/nvidia
「データの可視化にExcelで月に5分以上費やしているなら、JMPをお勧めします。時間の無駄を削減できます」
NVIDIA 製品品質開発/品質管理システム部門シニアディレクター
Pete Cannon氏
【概要】
JMPならではの動的なグラフがデータの理解を深め、そこから「気づき」を生みます。スプレッドシートでもグラフは描けますが、機能が限定的でデータの探索が思うように進まないため組織の分析力の向上が思うように進まないケースも。JMPなら機能が豊富で操作が容易なだけではなく、無料のオンライン統計学習コースも充実しているため、自学自習でスキルアップが容易。個々人のデータリテラシーを高めて、社内全体の分析力の底上げが可能に。
キーワード:品質管理, 可視化, 箱ひげ図, STIPS, Excel
SK Hynix
導入事例:https://www.jmp.com/ja/customer-stories/sk-hynix
「現場エンジニアとのコミュニケーションをより効率的に進めるにあたって、(データ)可視化ツールの必要性はとても高いです。JMPはその目的に合致する直感的な操作と機敏な動作が魅力のツールだと思います」
SK Hynix データサイエンス部門 データイノベーションチーム長
Ju Yonghan氏
【概要】
半導体大手企業のSK Hynixは、JMPを使用して研究開発や製造プロセスの効率化に取り組み、データのノイズを除去するための機械学習アルゴリズムの開発に注力。また、JMPの「実験計画(DOE)」を活用することで、必要サンプル数を削減し、従来より短い時間で、より適切な分析を実施しました。
キーワード:自動化, 可視化, 機械学習, 実験計画法(DOE)
ムラタ・フィンランド
導入事例:https://www.jmp.com/ja/customer-stories/murata-finland
「JMPは短時間かつ少ない労力で体系的に学習でき、一度使い始めると、もうほかの統計ソフトを使えません。そして、いつの間にかかなり頻繁に業務で使うようになっています」
ムラタ・フィンランド データインテグレーションマネージャー
Philip O’Leary氏
【概要】
社内に膨大なデータが集積されていたものの既存のツールでは管理しきれませんでした。そこで、JMPを全社的なデータ統合ツールとして採用。データセット作成の自動化をはじめとするデータ分析ワークフロー全体の自動化を進め、時間節約と効率化を実現できました。
キーワード:自動化, STIPS, Excel, Minitab
Micron
導入事例(日本語字幕付動画):https://youtu.be/DUM0Co2kREs
「JMPのグラフビルダーでデータを可視化してみれば、統計学に精通していない人でもデータを視覚的に捉えることができるようになります」
Micron Technology スマートマニュファクチャリングおよびAI担当シニアマネージャー
Ionicia Dembi氏
【概要】
革新的なメモリソリューションを全世界で提供しているMicron Technologyが、データ分析をいかに重視し、どのように分析文化を社内に根付かせているかについて動画でご紹介します。
キーワード:可視化, STIPS, プロセス改善, 歩留まり改善,
NXP Semiconductors
導入事例:https://www.jmp.com/ja/customer-stories/nxp
「わずか1、2回のクリックで、望むままに正確かつ充実した統計分析を行えます。そのため、大量のデータ処理の際にはPythonを使いますが、プログラミングをしないで素早く結果を出したい時は、JMP Proが断然優れています」
NXP Semiconductors 構造化問題解決組織 リスク評価エキスパート
Corinne Bergès博士
【概要】
世界的な半導体メーカーのNXP Semiconductorsは、車載半導体の設計・製造を加速・最適化するために、統計解析ソフト「JMP Pro」を活用しています。特に新しい半導体を開発する際、JMPの「実験計画法(DOE)」で極端な製造条件下での製品テストを実施し、製造中に発生する可能性のあるばらつきを包括的に分析することで、製造工程における技術的な弱点を特定し、修正しました。
キーワード:JMP Pro, 可視化, 実験計画法(DOE), シックスシグマ, Minitab
済州半導体株式会社(JSC)
導入事例:https://www.jmp.com/ja/customer-stories/jeju-semiconductor-corporation
「(外部パートナーとのコミュニケーションにおいては)分析結果を数字や言葉で表現するよりも、視覚的なグラフを使用して内容を伝える方がはるかに効果的です」
JSC Jeong KyungYun氏
【概要】
大手ファブレス半導体メーカーの済州半導体株式会社では、製品の欠陥分析に必要なFail Bit Mapを JMP で作成。Excelでは、初期設定に時間がかかり、マクロの記述が必要な場面もあるが、JMPならスクリプトやコードを 1 行も記述せずに、グラフビルダーで直接 FBM を作れます。
キーワード:実験計画法(DOE),
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