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Dell 製品での PC の BIOS ( というか UEFI ) を Update したいが、バッテリーが消耗していてできない場合の対処法

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よく忘れるのでメモ
たまにしか使用しないくせに探し出すのがとても大変なので

出典は以下の URL

Summary

BIOS のアップデートプログラムを入手し、管理者権限で  <アップデータ.exe> /foceit を実行

問題点

Dell の Laptop PC の BIOS を Update する際には、バッテリー残量が 10% 以上残っている必要があります。
しかし、一応使える形で PC を廃棄したい ( ≒ 予備用 PC として保持したい ) 場合、バッテリーがヘタっているとバッテリー残量が 0% とか 255% とかで表示され、そのままでは BIOS の Updater が実行できません。

大抵の場合 BIOS を Update する意義はほとんどありませんでしたが、最近は脆弱性に対応する BIOS Updater がよく提供されています。ただ、バッテリがヘタっている PC でカテゴリが「重大」な BIOS Updater があると、Dell Support Assist や Dell Command Update でいつまでも消えない更新プログラムが残り続けます。それがなんとも嫌。

BIOS Updater は Windows Update でも提供されている場合があるのですが、なぜか Windows Update 経由で Update しても Dell Support Assist はうまく認識してくれない ( ≒ インストールを求める ) ようです。

Details

今回の例として、(Dell) OptiPlex 3070 Small Form Factor を例とします。

1. Dell のサポートサイト ( ドライバおよびダウンロード ) にアクセス

2. 「製品の自動検出」か、「製品の識別」で Service Tag 等を入力
 今回は OptiPlex 3070 Small Form Factor が検出された、とします。

3. BIOS Updater の入手

 「<製品名> 用のドライバーおよびダウンロードの完全なリストにアクセスします」をクリック
「<製品名> システム BIOS」という欄があるので、「ダウンロード」をクリックしてダウンロード
今回の場合、OptiPlex 3070 Small Form Factor 用の BIOS Updater として「Dell OptiPlex 3070システムBIOS」が表示されます。
ダウンロードされたファイル名は OptiPlex_3070_1.24.0.exe でした。
※ Laptop じゃねえ、とは思いますが、今回はあくまでも一例として紹介。

4. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動

 Windows 10 / 11 ならば、「Windowsロゴキー」+「R」で「ファイル名を指定して実行」のダイアログが表示されます。
「名前」の欄に "cmd" と入力後、「Ctrl」+「Shift」+「Enter」で UAC が表示されるので、「Windows コマンドプロンプト」であることを確認後、「OK」をクリック

5. BIOS Updater を起動

 大抵の良い子の SE さんなら「ダウンロード」フォルダに落ちているはずです。
Windows 11 であれば、右クリックして表示される Popup menu に「パスをコピー」というメニューがあるので、それをクリック
コマンドプロンプトにパスを貼り付けた後 /forceit を追記して実行します。
なお、Deskop PC の BIOS Update でも /forceit オプションは実行できました。

注意点

BIOS Updater を実行する際には、電源がきちんと刺さっていることを確認しましょう。
それをやらないと文鎮化します。

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