概要
- anyenvというenv系のバージョン管理ツールを一元管理できるツールの存在を知った
- どういうものかについて調べたことをまとめる
参考資料:anyenv のススメ
anyenvとは
- env系のバージョン管理ツールを一元管理できるツール
- 任意のディレクトリ以下で使用する特定のバージョンを固定できる
- プロジェクト毎に使用するバージョンの違いを意識する必要がなくなる
- **env系のツールを簡単にインストールできる
#使いかた
1. ツールのインストール
- homebrewを使ってインストールする
brew install anyenv
- パスを通す
echo ‘eval “$(anyenv init -)”’ >> ~/.zshrc
- ターミナルの再起動
Exec $SHELL -l
2. anyenvを使用したバージョン管理ツールのインストール
- anyenv経由でバージョン管理ツールをインストール
anyenv install nodenv
anyenv install rbenv
- バージョン管理ツールで任意のバージョンをインストール
rbenv install 2.5.0
nodenv install 12.18.3
- 使用中のバージョン確認
anyenv versions
->管理しているバージョン管理ツールの中での現在のバージョン情報が表示される
- 使用端末で使用するバージョンを固定する
nodenv global 12.18.3
- 任意のディレクトリ以下で使用するバージョンを固定する
~/user/samplepj $ nodenv local 12.18.0
プラグイン
anyenv-update
- env系をまとめてアップデートしてくれる
なぜ必要か
- バージョン管理ツール内のバージョン情報は、それ以降更新していなければツールをインストールした時のままになっている
- バージョン管理ツールを更新しなければ新しいバージョンをインストールできない
- これらの更新をここに行うのは面倒
- anyenv-updateプラグインでenv系のバージョン情報をまとめて更新してくれる
参考:nodenvをupdateして新しいバージョンのNode.jsをインストールする
インストール方法
mkdir -p $(anyenv root)/plugins
git clone https://github.com/znz/anyenv-update.git $(anyenv root)/plugins/anyenv-update
実際の流れ(2021/6/24)
rbenvをanyenvで管理したかったので
1. homebrewからrbenvを削除
2. anyenvでrbenvをインストール
をやりました。以下流れ
1. homebrewからアンインストール
$ brew uninstall rbenv
2. anyenvからrbenvをインストール
$ anyenv install rbenv
3. パスを通す
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
4. シェルを再起動
$ exec $SHELL -l
#まとめ
- anyenvの使用方法を知ることができた
- anyenv-updateは重宝しそう
- バージョン管理ツールで新しいバージョンをインストールする前に更新する必要があることは知らなかったので知れてよかった
- 早速使用する機会ができたのでよかった