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【要件定義編】開発未経験がクラウドを企業に導入するプロジェクトごっこをしてみた~その2~【明日から社会人】

Last updated at Posted at 2022-03-31

はじめに

22年度文系学部卒のたいきです。この記事では、システムの開発経験もないのに、見よう見まねで「プロジェクトごっこ」をしていきます。
・保有資格 : 応用情報技術者・AWS-SAP
・プログラミング言語:軽くPython

本記事について

 前回記事で定めた前提をもとにして、今回は本プロジェクトごっこの要件を定めていきたいと思います。下記が前回記事です、よかったら読んでみてください。
【前回記事】開発未経験がクラウドを企業に導入するプロジェクトごっこをしてみた~その1~
本記事は、下記のサイトを参考にして要件定義を行わせていただきました。

要件定義における成果物一覧と書き方(要件定義書サンプルあり)

https://pm-rasinban.com/rd-write
何か修正したほうがいい箇所、アドバイスを頂けると嬉しいです!

前提からの要件の抽出

 前回記事で定めた前提となるストーリーから本プロジェクトの要件を抽出していきます。
以下に大まかな顧客の要望を抽出してみました。
・きのこの山とたけのこの里を判別、カウントする機能を有するアプリを開発すること
・クラウド環境を用いること
・中断が許されないこと
・必要キャパシティが予測不能なこと
・顧客はこれを機に完全にクラウドへ移行すること
・オンプレミスADを利用すること

要件定義書

こちらでは、システムの要件とクラウド環境の構築の要件の二つを定義していきます。

システム要件

システムの要件に対して定義していきます。

システム概要

アップロードした画像を基に、「きのこの山とたけのこの里」のどちらかを判別。また、その個数をカウントするシステム

当システムの目的・背景・狙い

当プロジェクトの目的

・画像をアップロードし、きのこの山とたけのこの里のそれぞれの個数をカウントするアプリケーションの開発
・最低限のコスト及び労力による開発・保守運用

当プロジェクトの背景

・きのこの山とたけのこの里の数をカウントしなければいけない法律の施行
・上記に伴うアプリケーション需要の急激な増大が予測されていること

当プロジェクトの狙い

・低コストで、高セキュリティ・高可用性・運用上の優秀性を確保する。
・膨大で不規則なアクセス数への対応。

機能要件

機能一覧表.png

非機能要件

インフラ構成

   ・AWS
      ・Webサーバー
         サーバレス設計
      ・DB
         2つの地域(東京・バージニア北部)に冗長化された構造化DB
      ・Storage
         2つの地域に冗長化された非構造化DB

主要5非機能要件

機能要件1.png
機能要件2.png

クラウド環境の構築に関する要件定義

当クラウド環境の目的・背景・狙い

目的

・今後、顧客がクラウドを利用する土台として拡張性にすぐれベストプラクティスに沿った将来性のあるクラウド環境の実装
・必要最低限のコスト及び労力によるAWSでの内部組織の管理及び統制

背景

・将来的なコスト削減のため
・クラウド技術の発展
・顧客企業のAWS技術者不足

狙い

・企業の要望に沿ったクラウド環境の構築
・AWSのベストプラクティスにそった組織の管理及び監視

クラウド環境要件

・クラウド環境内の脆弱性の自動検知
・検知後の自動復旧
・自動復旧できない脆弱性の場合、人的介入を促す通知の仕組み
・企業内のクラウド内での作業者の統制および監視
・アクセスログ・操作ログ・イベントログの一元管理
・既存のアクティブディレクトリを利用した認証システムの構築

おわりに

今回は、文系未経験クラウドエンジニア志望がみようみまねで要件定義をやってみました。見るに堪えないような要件定義書だとは思いますが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。何かアドバイスなどをいただけますと嬉しいです。引き続き精進していきます。次は、「基本設計編」になりそうです。楽しみにしていただければなと思います。
ちなみに、明日から僕の社会人としての生活が始まります。一流に一刻も早くなれるよう頑張ります。
続編はこちらです!【基本設計編part1】開発未経験がクラウドを企業に導入するプロジェクトごっこをしてみた~その3~

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