はじめに
少しこのフレームワークを発見した経緯を話しますと、大学の授業にてチームでレポートを掲載するウェブサイトを作成する必要がありました。簡単に文書を掲載できるフレームワークを探したところQuartoなるものを発見、実際に使ってみたところ非常に簡単にレポートの執筆とデプロイができ、フロントエンドの技術に明るくないチームメンバーも動員して作業することができたのでこれをレポートや文書を掲載したい人向けに共有したいです。
Quartoフレームワークについて
QuartoフレームワークはMarkdownでウェブサイトを書けるフレームワークです。Markdown記法とはシンプルさを追求したマークアップ言語の一つです。以下がMarkdown記法の一部の例です。
# 大見出し
## 小見出し
### 小小見出し
#### もっと小さい見出し
> 引用
- 順序なしのリスト
[リンクのテキスト](URL)
名前にダウンと付いているのは、マークアップをもっと簡略化・軽量化しようという意図からくるネーミングだそうです。
Qiitaを執筆してる方ならお馴染みの記法ですね。
Quartoフレームワークでは主にこのMarkdown記法を使い執筆していきます。
Quartoの導入とプロジェクトの初期化
Quartoの導入は以下の公式ホームページからダウンロードして使うことができます。
Quarto公式サイト
ダウンロードが完了したら、
quarto create project <type> <directory-name>
のコマンドでプロジェクトの初期化ができます。
<type>の部分には、用途に合わせてwebsite(ウェブサイト)、blog(ブログ)、book(書籍)などを指定できます。今回はウェブサイトを作るのでwebsiteを選択します。
<directory-name>はプロジェクトが作成されるディレクトリの名前です。
プロジェクトが作成されるとindex.qmdファイルが作成されていると思います。この.qmdファイルに執筆していく形になります。
テーマが選べる
Quartoは世界中で広く使われているCSSフレームワークであるBootstrap5をベースにしているらしいので、標準で25種類のテーマが用意されています。設定ファイルの_quarto.ymlに記述するとサイト全体のデザインやテーマを変更することができます。
format:
html:
theme: cosmo # ここを flatly, darkly, morph などに変更するだけ!
それかプロジェクトの初期化の際にテーマを聞かれるので、そこからでもテーマを選ぶことができます。
デプロイが簡単
ウェブサイトを作成した後一番のハードルになりがちなのがデプロイですが、Quartoは静的サイトなのでgithub pagesと相性がよく、コマンド一発でGithub pagesにデプロイできます。デプロイ用のコマンドを内蔵してるそうです。
プロジェクトをGithubと紐づけていたら
quarto publish gh-pages
でデプロイができます。少し時間がかかるので数分待つ必要があります。
まとめ
QuartoはMarkdownの書きやすさと、シンプルなテーマ、簡単なデプロイを兼ね備えた素晴らしいフレームワークです。簡単なウェブサイトやブログ、レポートの掲載には非常に適してると思います。
- HTML/CSSの知識が不要
- Markdownとyamlで完結
- デプロイがコマンド一発でできる
文書作成やメモ作成にうってつけのフレームワークだと思うので簡単にwebに掲載したいときなどぜひ使ってみてください。