はじめに
2024年3月から MOD Desktop 本体のアップデートはないわけですが、プラグイン(エフェクター)開発は有志の方で行われています。というかプラグインフォーマットの LV2 は特に MOD Desktop に限定されているわけではなく、Linuxでの音楽制作ではデフォルトのフォーマットです。
最近は技術的な記事以外のものはサウンドナビのブログに書かせていただいています。
Qiita の記事と重複するようなところもありますが、よろしければ読んでみてください。
今回もほとんど技術的な面は少ないのですが、ただでさえ少ない MOD Desktop ユーザの中でも、Linux版を使っておられるユーザはサウンドナビより Qiita の方を見ているだろうということで、こちらに記事を書きます。
ということで、今回は Gerald Mwangi さんが作成された GuitarMidi-LV2プラグインを導入しようという記事です。
名前の通りギターの音を MIDI信号に変換するプラグインです。
以前から Gerald Mwangi さんは GuitarMidi.lv2 を開発しておられたのですが、モノフォニックなもので、コードなど同時に複数の音を MIDI信号に変換することはできていませんでした。
ですが、今回の機械学習を取り入れたアップデートで、ポリフォニックに MIDI信号へ変換することが可能になり、コードも鳴らせるようになっています。
よくにた機能を持つプラグインには、Jam Originが開発している MIDI Guitarがあります。こちらは Linux以外で利用できますが、たしか恒久的に使うには購入する必要があったはずです。
導入
GuitarMidi-LV2 は下記からダウンロードできます。
debパッケージも用意されているので、Debian系 Linuxを利用している方はそちらを使うこともできます。
- guitarmidi-lv2_2.0_ubuntu2404_amd64.deb
- guitarmidi-lv2_2.0_ubuntu2604_amd64.deb
上記2つのパッケージがありますが、依存している glibc のバージョンの違いらしいです。
わたしは Debian 13(Trixie)を利用していますが、guitarmidi-lv2_2.0_ubuntu2604_amd64.deb は動きませんでした。
インストール方法は下記の通りです。
$ sudo apt install ./guitarmidi-lv2_2.0_ubuntu2404_amd64.deb
/usr/lib/lv2/guitarmidi.lv2 にインストールされます。
MOD Desktop の lv2 ファイルは /home/ユーザ名/Documents/MOD Desktop/lv2 に格納する必要がありますので次のコマンドでコピーします。
cp -r /usr/lib/lv2/guitarmidi.lv2 ~/Documents/MOD\ Desktop/lv2
あとは MOD Desktop を再起動するだけです。
注意事項としては、MOD Desktop を起動する際に Buffer Size を 256 に設定しなければならいということです。
これで、ほとんど使うことがなかった、GENERATORタブのたくさんのシンセプラグインを有効に使うことができるようになります。

