Google Colab(Jupyter Notebook)というと、Python・機械学習といった用途をイメージする人が多いと思います。しかし、ひと工夫加えることで、Go言語のプログラミングにも使用できます。
本記事では、いちばん簡単なGo言語のプログラムを例に、Google ColabでGo言語を使用する流れを紹介します。
対象読者
- Google Colabを使ったことがある人
- Go言語に興味がある人
- Linuxコマンドを用いたサーバー構築を、やったことがある人
- 上記、1,2,3を充足していなくても、これから調べて取り組みたい人
冒頭のセルで、次のように書いて、実行するだけ
Google Colabは、先頭に!と書いておくことで、Linuxコマンドが実行できるようになります。コマンドを用いて、Go言語の実行環境を構築することができます。
!apt-get update -qq
!apt-get install -y golang-go
go言語のインストールが成功したかは、以下のコマンドで再確認。
!go version
go version go1.18.1 linux/amd64などと、バージョンの表記が出力されれば成功です。
※これらのコマンドの意味は、本記事末尾を参照。
次に、プログラムファイルを作成
マジックコマンド%%writefile ファイル名とすると、そのセルの記述でファイルが作成できます。
一番簡単なプログラムファイルの作成例は以下のとおり。
%%writefile main.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello from Go on Google Colab")
}
画像のように、プログラムファイル(左)が生成されたら完了です。
ひらくと記述内容もみられます(画像・右)。

プログラムを実行
作成したプログラムファイルは、以下のコマンドから実行できます。
!go run main.go
実行がうまくいくと、Hello from Go on Google Colabの文字列があらわれます。
さいごに
本記事では、Google ColabでGo言語を使用する流れを、必要最小限に絞って紹介しました。
Google Colab(Jupyter Notebook)は、Pythonだけのツールじゃない!
という感触を伝えられたら幸いです。
続編:Google Colabで、Go言語をさらに学ぶ
ビルド(バイナリ作成)の流れは、下記記事で解説しています。
また、Go言語の文法をもっと詳しく学びたい人は、下記記事を参考にしてください。
これらの記事もあわせて参照することで、Pythonにはない、Go言語の魅力も、一層みえてくると思います。
弊社について
本記事を書いている 合同会社インクルーシブソリューションズ は、データ基盤構築・分析基盤設計・システム改善支援を中心に活動している小規模IT法人です。
主な領域は、
- データマート設計・データパイプライン構築
- SQL / Python を用いたデータ処理設計
- BI導入支援・分析基盤の整備
- 既存システムの運用改善・可視化支援
といった、「データを使える状態にする」ための活動です。
弊社の企業活動に興味がある方は、ぜひ公式サイトも覗いてみてください。
注記
冒頭のセクションでは、Google Colab環境にGo言語をインストールします。
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!apt-get update -qq: システムのパッケージリストを最新の状態に更新します。-qqは、出力を簡潔にするオプションです。 -
!apt-get install -y golang-go: Go言語のコンパイラと関連ツールをインストールします。-yは、確認なしでインストールを進めるオプションです。 -
!go version: インストールされたGo言語のバージョンを確認します。これにより、Goが正しくインストールされているかを確認できます。
