さてさて、AdventCalendarの季節が今年もやってまいりました!
昨年に引き続き、書きたいものを書きますよ。
いいねとかストック数とか全然関係ないぜ!ウェーイ!!
あらすじ
今年の秋、プログラマー&ネットワークエンジニア集団だった我が社にも遂にIoTの波が訪れました。
最近入社したばかりのメンバーが、実用的かつイケてるBluetoothセンサー機器(ウ○コがどれだけ臭いか測るマシン)を組み上げ、社内に衝撃を走らせたのです。
我々プログラマーは論理設計のプロフェッショナル。
そして、電子回路も極めて論理的なもの。
ということは、プログラマーは電子回路を作るのに向いているハズ。
自分のウ○コの臭さを測ってみたい。
自分もIoT機器を組み立ててみたい。
その大いなる野望への第一歩として、まずはぶっ壊れても後悔しない電子機器をぶっ壊してみよう!
ってことで、押すとメロディーの鳴るメッセージカードを100均で買ってきました。
前編では、こいつのメロディーをスピーカーから流すことにチャレンジします。
準備するもの
-
メロディーが流れるメッセージカード
→100均で買ったヤツ。 -
普通のスピーカー
→多分壊れないけど、壊れても泣かないものが吉。 -
ジャンパーケーブル
→銅線みたいなもん。ネットで買える。数十本セットで数百円くらい。 -
はんだごて
→1本持ってて損は無し。ネットで買える。
台とかのセットで1000円しないのもある。最近何でも安いなー。
やってみる
では作業を始めましょう。
メッセージカードをチョキチョキする
まずはメッセージカードをチョキチョキっと切って、基盤とスピーカーを取り出します。
間違って中身を切らないよう気をつけましょう。
回路を取り外す
私の購入したメッセージカードは、両面テープで紙に張り付いていたのでペリッと丁寧に剥がしました。
回路を観察する
基盤にボタン電池が乗っていて、スイッチとスピーカーに繋がっているようです。
電池の横の黒い部分に、音を出すための回路が入っているのかな?多分。
このちっちゃなスピーカーは「圧電スピーカー」ってやつで、電圧をかけると部品が縮み、その力で板を振動させて音を出すようです。
かがくのちからってすげー!
調べたところ、中央がプラス、外側がマイナスの模様。
シンプル。
圧電スピーカーを取り外す
圧電スピーカーは部品として使えそうなので、丁寧に取り外してみます。
プラスとマイナスが基盤のどの端子に繋がってるか覚えておき、はんだごてでレッツトライ。
よーし、見事成功!
ついでに、取り外した端子にジャンパーケーブルをくっつけてみました。(プラスに赤、マイナスに黒)
スピーカーのプラグを眺める
どうやって音流せばいいんだろー?と調べたところ、3.5mmプラグってヤツはずいぶん簡単な仕組みのようで。
今回使ったステレオスピーカーだと、↓の通り。
これなら圧電スピーカーと同じ繋ぎ方すれば音流れるんじゃない?と思ったワケです。
スピーカーから音を出してみる
ちっちゃいボタン電池だと1.5Vなので、スピーカーに直接繋いでも壊れはしないでしょー
圧電スピーカー動いてたし。
ってことで、先ほど基盤にくっつけたジャンパーケーブルを3.5mmプラグに接触させます。
- 赤いケーブルを3.5mmプラグの真ん中か先っぽに接触
- 黒いケーブルを根っこに接触
(注)逆にしたりショートさせたりしないよう注意
↑が完了したらメロディーの再生スイッチをポチっとな。
私の手元では、見事メロディーがスピーカーから流れました!
圧電スピーカーと較べてどんな音が鳴るかは、ぜひお手元で試してみてください。
まとめ
今回はオモチャ分解しただけでプログラムの欠片もない。
これは酷い。(ってか怒られそう・・・w
後編ではちゃんとプログラム書きますよー
Arduinoで音声信号のキャプチャにトライしてみますので、お楽しみに!