あまり関わったことがない技術をやることが多い年でした。わかってるようでいて、意外にわかっていないことを理解できました。
- わかってないことは技術書で補完する、そこにお金は惜しまない
- 1から10まで全部読むのではなく、わからない部分をピンポイントで読む(辞典方式)
- すべてがわからない場合、一番簡単な本から読む
- 読んだことを即実践してみる
この鉄則をかつて学校の先生(ポインタとか簡単だよ、と平然というような天才プログラマー)が教えてくれたが、その教えはたしかに間違ってなかったと思う。その形式でいまも学習を進めている。
読んだ本
AWSではじめるインフラ構築入門 安全で堅牢な本番環境のつくり方
全部網羅的に書かれていて、新たなシステムを作るときに概要として使う分でとても便利だった。初心者向け教材としてもいい。
コンピュータネットワーク第6版
リンクは6版の最新版。必要に迫られて買った。5版を買ったら6版が出るという不運に見舞われつつも、困ったときの辞典として活用。辞典サイズなので1から最後まで読む本ではない。困ったときに引く書籍として活用
Real World HTTP 第2版 ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
わかってたようでわかってなかった分野。これも辞典的に活用。HTTPの詳しい挙動が書かれていて、ほしい情報が手に入った。
IAMの薄い本1-2
IAMのベストプラクティスが網羅的に書かれていて素晴らしい。あと、CloudFormationの学習素材としても意外に最適。
rsyslog 実践ログ管理入門
12年前の本だが、今読んでも色あせない。まったくログ管理詳しくなかったので、だいぶこの本にお世話になりました。控えめにいってすごい本。これの最新版を出してほしい。
Fluentd実践入門 ── 統合ログ基盤のためのデータ収集ツール (WEB+DB PRESS plus)
これも詳しい。辞典のような使い方もできるし、1から読んでも理解することができる。この分野の初心者にとっては必要不可欠なもの。
サルでもわかるGit入門
たしかにわかりやすく書かれてた。Gitとはなんぞやレベルだったので、概要から説明してくれるのでわかりやすかった。
デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか
木曜洋画劇場の予告(サバイバれ!)も真っ青な状況だったので、サバイバるために購入。感想としては「うん、なんだ、いつもの日常か・・・」とは思ったが、もうちょっとなんとかしたいですよね。

絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組み
よく読んでたブログ(Linuxのカーネルパラメータとかを詳しく書いてくれている面白ブログ)におすすめしてあったので読んだ。9年前だけど、これは確かに面白い。そしてわかりやすい。他にもいくつか似たシリーズ(絵で見てわかるシリーズ)がおすすめされていたので、お金をためて読んでみようと思っています。
昔教わった師匠もそうだが、すごいエンジニアは絵にする技術がある。なんでも絵にする。文章で構成などを説明すると、「それは絵にして説明しろ」とよく言われた記憶。この本も絵にしてあって、とてもわかりやすい。
Amazon CloudWatch[本格]入門 ~クラウドネイティブオブザーバビリティストーリー~
クラウドネイティブではないですが、面白かったです。Cloudwatchについていい感じにまとまっていて、辞典的に読んだり、設定がどんな挙動かを見るときに役立った。公式ドキュメントを読んだり検証すればわかることではあるが、網羅的に、手早く理解したいときにこういう書籍が非常に役立つ。あと、CloudwatchEventが「EventBridge」に変わったことを知った。。。
余談だが、亡きチャドウィックボーズマンの遺作「21ブリッジ(≒NY版はぐれ刑事純情派)」に名前が似ていたこともあり、個人的に「EventBridge」のほうがかっこいいと思いました。
Amazon Web Services コスト最適化入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
AWSでのコスト関連部分の操作や、細かい理解が実は初めてだったので(通常、決裁権限のあるお偉いさんがやる部分だったりしたので)、購入。わかりやすい。
Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
いろんな設計パターンが書いてあって非常に有用。AWSへのマイグレーションや新規開発を何度かやった後に読むと、良い感じに振り返りとして使える。ただし、欲を言えばもう少しその構成に対するメリットや、デメリットも実例を交えて書いてくれるとよかったかな。(それは求めすぎなのかもしれないけども)
実践Terraform AWSにおけるシステム設計とベストプラクティス
2年ぐらい前に自己学習として購入して、個人的にIaCとか作って遊んでいたが、ついに業務で利用。やっぱり原点にして至高、ベスト中のベストな本だった。Macbookというしゃれおつな機器は持ってない(あるけど2008Late版)ので、brewとかの操作にてこずったが、Ubuntuとかで代用できた。これは凄い。
ただTerraformはバージョンの進化が早いので、この本でさえもう古くなっている。そこは最新版とかに期待したいところ。これの続編的な本とかも楽しみにしている。あと、これはTerraformに限らず、AWSの構成についてのベストプラクティスだと思った。すごい。
クラウド破産を回避するAWS実践ガイド
「実践Terraform」の著者による、これもまた面白い本。AWSのセキュリティについて具体的にまとまっていて、最&高です。自分の家アカウントにもさっそく導入しました。
スーパーユーザーなら知っておくべきLinuxシステムの仕組み
元々WindowsServerから始まったので、実は最初はLinuxがさっぱりだった。ただ、キャリアが進むにつれて、Linuxに詳しい人と仕事をしたりなんやらで、少しずつ、部分部分で覚えていった。そのため体系的なLinuxの知識があまりなかったが、この本を読めばLinuxが体系的に理解することができた。少し難しいけど、読んでおいて損はないです。
バージョン8&9両対応! Red Hat Enterprise Linux完全ガイド
概要としては理解できる。CentOSが亡くなって久しいので、購入。網羅的に概要としてまとまっていて、広く浅く理解したいときに重宝しました。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
この本は個人的に一番考え方がしっくりくる本だった。普段、こういう自己啓発的な本はあまり読まないが、これに関しては面白かった。
システムパフォーマンスも財テクも、うまくいかないのはコストや使う資源(支出)が多すぎという話。いらんことを見極めて、いらんことはやるなという話。まあ、それがすべてできるか?と言われたら、色んなしがらみがあったりして、全部が全部できるとは限らないが、なるべく理想には近づけたいもの。
まとめ
他に積読している本もたくさんあるので、消化が必要。その前にその時間の捻出が、、、という話ではある。このとおり、何事もまったくエッセンシャルではない。だからこそ、やりがいがあるのかもしれない。
サマセット(ナレーション)「ヘミングウェイがかつて書いた言葉がある。”この世は素晴らしく、戦う価値がある”と。後半には同意する」
William Somerset: Hemingway once wrote, "The world's a fine place and worth fighting for." I agree with the second part.