IQ Botのフィールドのマッピングの基本編では、ラベルと値の青い枠のかたまりがきれいにわかれている例をとりあげました。
(青い枠のかたまりについての詳細はこちら。)
ですが、帳票によっては以下のように、ラベルと値のかたまりがくっついている場合があると思います。
このページでは、そのような場合のマッピングのしかたを紹介します。
#ラベルと値の青枠がくっついている場合の対応方法
以下のように対応します。
上記の動画を見てもらえればわかるかと思いますが、
値のマッピングでは「TEL:03-xxxx-xxxx」のエリア全体を囲っているにも関わらず、
抽出された結果からはラベルの「TEL:」が除外され、値だけが取得できています。
このように、取得した値の先頭にラベルと重複する文字列がある場合は、それを除外した部分を値として抽出するというのがIQ Botの仕様になっています。
#注意点
このやりかたが可能なのは、ラベルが取得したい文字列の最初にある場合のみです。
例えば「〒111-1111」のうち、ラベルとして使いたい「〒」を除外するのは上記のやりかたでできますが、「●●社御中」の「御中」を除外するのは上記のやりかたではできません。
その場合は、ラベルなしの項目の取得方法とカスタムロジックを組み合わせて対応するなどのやりかたが考えられます。