こんにちは。インゲート藤田です。
はじめに
仕事をしていると進捗報告しますよね。
毎日だったり週1回だったりすると思いますが、みなさんうまく報告できてますか?
毎回同じ報告になってしまい、もう少し細かく報告してほしいと言われたり、口頭で補足していたりしませんか?わたしはしました。
そこでこんな風に報告してみてはという一例を紹介してみようと思います。
結論
作業内容の全体を把握して、一覧表にして、チームで共有してから作業をしましょう!
WBS(Work Breakdown Structure) 調べましょう!
前提
少人数(2人~5人くらい)チームでの開発(設計、コーディング、テスト)作業。
チームに入ったばかりのメンバー。
例1(余り良くない)
本日はA設計書を作成していました。進捗率20%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率50%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率70%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率75%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率80%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率85%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率90%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率90%くらいです。
本日はA設計書を作成していました。進捗率90%くらいです。
こんなことになったこと、ありませんか?
もちろんさぼっているわけではありません。
50%までは全体をざっと記載して、
80%はそれなりに細かいところまで記載出来て、
90%はこっちを直すとあっちも直して、作業はしているけれど完成はしていない、という状況です。
例2(余り良くない)
本日はコーディングを実施しました。
本日はコーディングを実施しました。
本日はコーディングを実施しました。
本日はコーディングを実施しました。
本日はコーディングを実施しましたが、終わってません。
通常であれば途中で「わからないところある?」や「作成中で良いので見せて」等あると思います。極端に書いてます。
例3(これでどうでしょう)
設計書 | シート | 進捗率 | 備考 |
---|---|---|---|
A設計書 | 画面 | 100% | |
項目 | 50% | B項目、X項目の表示内容が不明。 | |
基本チェック | 0% | ||
妥当性チェック | 0% |
※進捗率は凡例があると良いです。50%で作成完了、レビュー指摘対応完了で100%でも良いですし、作成出来たら100%でも、チーム内の認識が一致してればOK)
はい、いきなり表が出てきましたね。ずるいですね。
まず 作業内容の全体を把握して、一覧表にして、チームで共有してから作業をしましょう! ということをお伝えしたかったです。
コーディングも同様ですね。
記載する粒度はクラス単位、メソッド単位等々様々です。
記載は細かくすれば良いというわけでもないので、粒度についてもチーム内で相談しましょう。
粒度に関しては WBS(Work Breakdown Structure) の作成を参考にしてみてください。
作業を割り振られる際に上記の表になっていることもあると思います。
ただ、A設計書としか記載されていなければ、自分用・チーム用としてもう少し細かくしてみると良いと思います。
また、作業中に不足していた作業や不要な作業が出てきたら、追加・修正・削除(取消線)すれば良いだけなのでガシガシ更新しましょう。更新箇所が分かるようになっているとベター。
また、こういった一覧表がないところでは各自の頭の中で一覧表が出来ています(と思ってます)。
さいごに
メンバー側として書きましたが、リーダー側としてもこういう風に報告してほしいというヒントになればと思います。
報告のテンプレートがあることもありますので、その時はテンプレートに沿って報告するのが良いと思います。
この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。