URLとURIの違い
URLは言わずと知れたサイトの住所などを表すもの。
URIは?と言われると、「ウッ・・」となる。
簡単に言うと、URIは「何かを特定する情報」。
URLでの会話
- 質問「あなたが住む住所は?」
- 返答「日本国大阪府堺市堺区AA区BB丁1-1-1」
- 質問「あなたが今いる座標は?」
- 返答「北緯34°東経135°」
URIでの会話
- 質問「あなたが住むところは?」
- 返答「大和川の河川敷」→ 正解
- 返答「日本国大阪府堺市堺区AA区BB丁1-1-1」 → これも正解
URI (Uniform Resource Identifier)
URIには2種類ある。まず、これを知ると一気に理解しやすい。
これがURLがURIの一部と言われるゆえん。
"一部"という表現がよくないんじゃないかな。
"一種"と言えばよかったんじゃない?
URIはURLもURNも包括しているので、
URIを教えてと言われてURLを答えてもOK。
URL (Uniform Resource Locator)
URLとはリソースの場所のことで、URIの特定の表現タイプ。
Webサイトの住所を表すだけではない。
<scheme> ":" <syntax for each scheme>
例)
- http://・・・サイトの住所
- https://・・・サイトの住所
- mailto://・・・メールアドレス
- svn://・・・SVNというバージョン管理システムのリソース場所
- file://・・・ファイルの場所
- ftp://・・・ファイル送受信時のファイルの場所
URN(Uniform Resource Name)
ISBNを使って書籍を識別したり、国際標準視聴覚番号を使って映画を特定できるなどリソースの名前やそのもの自体を識別する。
::= "urn:" ":"
例)
- urn:ISBN:1234567890・・・書籍
- urn:isan:000-0000-12345-1A2B・・・映画