2020年9月にヤフオクで業者から購入したThinkPad X230 Tabletのバキバキジャンクです。出品画像では下半身はきれいでペン付きでなおかつパームレストのCorei7の
ステッカーが見えたので7000円弱と高かったですが手を出しました。
届いた直後はビープ音エラーがありましたが、ボタン電池を外して再起動したら普通に起動できると推定できる状態になりました。なお出品説明文の通りファンに歪みがあり異音が発生していました。
現品はX240が発売されて久しい2014年9月製造の最終かそれに近いロットで、使用期間の短いうちに落下させて使用不能になり店晒しになっていたと思しき状態でした。キーボードはほぼ未使用といった感じでした。
見立ての通りCorei7搭載のアメリカ向けモデルです。Corei7搭載のX230 Tabletは日本向けは企業の特注品に限られ非常に希少ですが、アメリカ向けは日本向けのCorei7搭載のX220TabletよりはEbayなどの中古市場で見受けられます。
さて別途X220Tabletの上半身が調達できましたので作業開始です。後述のとおり実はX220TabletとX230Tabletの上半身には互換性がなかったりしますが、無理やりつなげた暫定復旧仕様としています。
キーボード、キーボードベゼルをすべて張り替え上半身を載せ替えます。実は内部ビデオカーブルのコネクタ幅とピン数がX230TとX220Tでは異なり、X220Tのほうがピン数が少ないのではめることはできますが位置を間違えると余計な電流で起動中ノイズが乗ったり電源OFF時に無線LANインディケーターが消灯しなかったりモニター側の電源ボタンが使えなかったりします。
試しに電源を入れた後、マザーを外し、ファンを交換した後Windows 10をインストールします。なお組立時にmSATASSDを入れてそこからOSを立ち上げるようにBIOS設定を変更しています。HDDはデータ保存用としています。(当方では勝手に「N10改造」と称しています。)