はじめに
Microsoftは欧州の規制に対応するため、「標準アプリのアンインストール」などを一部地域に限定して解放しています。
これらはOSインストール時の地域設定に紐付いており、インストール後に「国または地域」の設定を変更しても、有効にすることはできません。
この変更では、インストール時に決定される「デバイスのセットアップ地域」の値は変更されないからです。
この値を変更する方法に、レジストリ内の特定のキーを削除し、システムに現在の国を再認識させるという裏技があります。
デバイスのセットアップ地域を更新する手順
- 現在の地域設定を変更する: 「スタート」>「設定」>「時刻と言語」>「言語と地域」を開き、「国または地域」を目的の国(例:EU加盟国のアイルランドなど)に変更します。
- レジストリエディターを開く: 「Win + R」キーを押し、regeditと入力してEnterを押します。
- 対象のキーに移動する: レジストリエディターのアドレスバーに以下をコピー&ペーストして移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Control Panel\DeviceRegion
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キーを削除する: 右側のウィンドウにある「DeviceRegion」の項目(文字列またはDWORD)を右クリックし、「削除」を選択します。
- この値は直接編集しようとするとエラーが出ますが、削除は可能です。
- 設定アプリを再起動する: 設定アプリを一度閉じてから再度開くと、Windowsは「Device Region」の値がないことを検知し、その時設定されている国(手順1で設定した国)に基づいて値を自動的に再生成します。
- 元の設定に戻す: デバイスのセットアップ地域が更新された後は、通常の国設定を元の自分の国に戻しても、更新したセットアップ地域のポリシーは維持されます。
免責事項
本記事で紹介した内容は、Windowsのシステムレジストリを操作し、セットアップ地域を偽装する「トリック」に近い手法です。
公式に推奨される操作ではなく、一部の機能が失われたり、Windowsの挙動が不安定になる可能性などのリスクがあります。
本記事の内容を実行して、万が一、システムが起動しなくなったりデータが消失したりしても、一切の責任を負いません。必ずバックアップを取った上で、検証環境などで試すことを強く推奨します。
参考