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【解決】LAN 内のサーバーに「名前でアクセスできない」問題の原因は Windows の名前解決が IPv6 優先に変わったことだった

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  • LAN 内のホスト名が急に解決できなくなる問題

  • Windows が IPv6 を優先して名前解決する仕様変更

  • .local を付けるとアクセスできる理由(mDNS)

 LAN 内に立てた Web サービス(例:http://myserver:8080)に、
今まではホスト名でアクセスできていたのに、急に名前で繋がらなくなる
という現象が発生しました。

 しかし、IP アドレスでは普通にアクセスできます。

 結論から言うと、原因は Windows の名前解決方式が IPv4 → IPv6 優先に切り替わったことでした。

Copilot_20260526_1126372.png

■ 症状

  • サーバー側(Ubuntu など)では http://localhost:8080 でアクセスできる

  • Windows からは IP アドレスならアクセスできる

  • しかし ホスト名ではアクセスできない

  • ping ホスト名 をすると IPv6 アドレスが返ってくる

例:

ping myserver
→ myserver.local [2400:xxxx:xxxx:xxxx]

■ 原因:Windows が名前を IPv6 に解決するようになった

 Windows は 2023〜2025 年のアップデートでmDNS(.local)を正式サポートしました。

その結果:

以前

  • Windows は IPv4(NetBIOS / LLMNR)で名前解決

  • サーバーは IPv4 で LISTEN

  • 名前でアクセスできた

  • Windows が IPv6(mDNS)を優先して名前解決

  • サーバーは IPv6 で LISTEN していない

  • 名前ではアクセスできない

  • IP なら繋がる

という状態になります。

 これは nginx、Node.js、Flask、Django、CUPS、Samba など
LAN 内に動くあらゆるサービスで起こり得る現象です。

■ 解決方法:.local を付けてアクセスする

 Windows は .local を付けると mDNS として正しく扱い、IPv4 を返すようになります。

例:

http://myserver.local:8080/

これで正常にアクセスできます。

■ なぜ .local を付けると IPv4 になるのか

 Ubuntu や多くの Linux ディストリビューションは
Avahi(mDNS) でホスト名を配布しています。

mDNS の正式な名前は:

<hostname>.local

 Windows は .local を付けた場合のみ mDNS と認識し、
IPv4 を返すことが多いため、結果として接続が成功します。

■ nginx や他のサービスでも同じ現象が起こる

 この問題は特定のアプリではなく、
Windows の名前解決方式が IPv6 優先に変わったことが原因です。

 そのため、以下のようなサービスでも同じ現象が起こります:

  • nginx

  • Apache

  • Node.js / Express

  • Python / Flask / Django

  • Samba

  • CUPS

  • Docker コンテナ内の Web サービス

  • NAS(自作 / 商用問わず)

 つまり、LAN 内で動くサービスなら何でも影響を受けます。

■ まとめ

  • Windows Update により名前解決が IPv6 優先に変わった

  • サーバー側は IPv6 で LISTEN していない

  • 結果として名前でアクセスできなくなる

  • .local を付けると IPv4 で解決されるため繋がる

■ 推奨されるアクセス方法

Windows からは:

http://<hostname>.local:ポート番号/

サーバー側からは:

http://localhost:ポート番号/

これが最も安定した方法です。

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