以下の続き。
はじめに
サイバネットオプティカル技術部では、部門全体でChatGPT Businessを利用していました。ただ、このたび、ChatGPT BusinessからMicrosoft 365 Copilotへ切り替えました。
M365 Copilotを使い始めて一番便利だったのが、メールやTeams、Sharepointの中の情報を網羅的に検索して回答してくれるところ。ChatGPTにもありますが、M365 Copilotの方が圧倒的に自然に使えます。
ChatGPT Business Freeへ切り替えてもチャット履歴は残せない
ChatGPT BusinessからM365 Copilotへの切り替えで一番困ったのが、ChatGPT Businessを解約したら、ChatGPT Businessで過去にやり取りしたチャット履歴が消えてしまうこと。エクスポートもできません。。
前回の記事では、ChatGPT Business FreeというEarly Access版への切り替えでチャット履歴が残せないのか検証してみましたが、残念ながら出来ませんでした。
ChatGPT Business Codexシートとは?
そんなとき、非常にタイミングよくOpenAI社から届いたメール。
『ChatGPT Businessの価格引き下げ』
ChatGPT Businessプランの料金を引き下げます。
本日より、Business のシート料金は1ユーザーあたり月額$25.00、年額請求の場合は1ユーザーあたり月額$20.00になります。既存のワークスペース、シート数、利用状況は変更ありません。さらに必要に応じて、Codex シート をワークスペースに追加できます。Codex シートは利用量に応じてクレジットを消費します。月額シート費用は$0です。
前半のプラン値下げは、少し心が揺れましたが、、今回の本題ではありません。
後半のCodexシート。Open AIのCodexは当然知っていましたが、月額$0でCodexシートを追加できる??
このメールだけではよく分からなかったので、ヘルプを確認しました。
なるほど。
ChatGPT Businessのワークスペースに登録するアカウントに対して、ChatGPTシートかCodexシートかを選択できる、と。
Codexシートのアカウントでは、当然Codexは使えるが、ChatGPT(チャット)は使えない、と。
Codexシートは月額$0で、ワークスペースにデポジットしたクレジット(もちろん、ここは課金)をアカウント全員で共有して使う、と。
なるほどなるほど。
今使ってるアカウント(ChatGPTシート)をCodexシートへ切り替えられるのだろうか。切り替えたらChatGPTのチャット履歴はどうなるのだろうか。
ChatGPTシートからCodexシートへの切り替え
ワークスペースの設定>メンバーのリストにシートタイプの選択がありました。これを切り替えれば、登録済みのアカウントもCodexシートへ切り替えられそうです。
試しに、、チャット履歴を残さなくてもよいと言ってくれたメンバーのアカウントをCodexシートへ切り替えました。
そして、以下のリンク(今まで使っていたChatGPTページ)にアクセスしてみると、
ここで[シートを更新]でも[Codexに戻る]でもなく、右上の×ボタンを押す。
ChatGPTの画面に行けましたが、当然チャットはできません。
左のメニューを見ると、あれ、、
チャット履歴が残ってる!!当然、開くことができる。
チャットの中のテキストを選択して、コピペもできます。
要するに、これで、ChatGPT Businessを解約せずに、全アカウントをCodexシートへ切り替えれば、維持費なし(月額$0)でチャット履歴を残せます。
やりたいことができたーー!
全アカウントをCodexシートへ切り替え
さて、仕上げとして、ワークスペースの設定>メンバーのリストにてシートタイプをすべてCodexシートへ切り替えればよいのですが、これも少し手間。
これがですね、所有者アカウントをCodexシートへ切り替えると、ワークスペースの設定>請求に以下のような項目が出てきます。

要するに、今の契約期間が終わったら、全アカウント自動的にCodexシートへ切り替えますよ、とのこと。ぜひお願いします!
はい、これで無事にChatGPT Businessで全アカウントをCodexシートに切り替えても、それまでのChatGPTでやり取りしてたチャット履歴は残りました。
めでたし、めでたし。
もちろん、不要なデータをずーっと未来永劫残しておくのはリスクでしかないので、最終的にはどこかのタイミングで全部消します。
か、ChatGPT Businessがさらに機能強化されて、また使いたくなったら、ChatGPT Businessサブスク再開しますかねー。
※本記事は筆者個人の見解であり、所属組織の公式見解を示すものではありません。
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