2週間でAIFとSOAの2資格に合格した話
はじめに
初めまして!
新卒一年目のHiroと申します。
私はAWSのSysOpsに業務で携わったことはありませんし、AI・統計を学んだことすらありません。
しかし先月2週間で2つのAWS資格(AIF、SOA)に合格しましたので、その体験記を記述します。
- AWS SOA - AWS Certified SysOps Administrator - Associate
- AWS AIF - AWS Certified AI Practitioner
本記事では学習方法や試験当日の流れを紹介します。
学習量0から、最短日数で合格したい方々の参考になりましたら幸いです。
外観
私は受験の時点でCLFとSAAを所持していました。
試験内容としては以下のような能力が求められておりました。
- AWS SOA - SysOpsカテゴリにおけるSAAレベルのAWS知識に加え、想定される運用シナリオに対して有効なサービスを選択する力
- AWS AIF - CLFレベルのAWS知識に加え、AI・統計の知識
SOAに関しては元々はラボ(ハンズオン試験)も筆記試験に加えて行われていたようですが、筆者の受験した時点では一時的に中止となっていました(2025年2月上旬時点)
AIFに関してはAWS知識のみならず、AIや統計の知識も求められていました。
学習方法
学習法としては、双方ともにWeb問題集を解くことを中心に試験対策を行いました。
また、私はAI・統計の手法等を学んだことがありませんでしたが、
理解の浅い部分は後述するYoutubeチャンネルの動画で学びを深めることができました。
使用した学習教材
使用した教材は、以下の2点です。
- Cloud Tech(有料web問題集)
https://kws-cloud-tech.com/ - スタビジ(Youtubeチャンネル。初学者にもわかりやすくAI関連の解説を行っている。)
https://youtube.com/@aiby8596?si=IsILKg7nwSITuz8v
学習スケジュール
平日:1日3~5時間程度の勉強を2週間続けました。
休日:1日8時間程度の勉強をおこないした。
基本的にはCloud Techをメインに、以下の流れで学習します。
- ① 1〜2周目:全問題を解く。
- 時間がかかっても良いので、ここでは解説を読み込み、理解を重視して学習を行う。
- 解説だけで理解の難しい問題は、Youtube動画等で理解する。
- 2周目で間違えた問題・苦手な問題はラベルを貼っておく。
- ② 3周目:ラベルを貼った問題のみを一気に解く。
- ③ 試験直前(ⅰ):全問題を1周する。
- ここで間違えた問題や不安な問題については改めてラベルを貼る。
- ④ 試験直前(ⅱ):ラベルを貼った問題を解く。
試験対策のポイント
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考えても理解できない部分は、後回しにする。理解できる部分をどんどん増やす。
- 特に時間がない場合は念頭におきたいですが、解答時点では理解のし辛い問題に直面した場合、一旦別のことを考えたり他の知識を学ぶことで後にわかるようになることもあります。一旦放置することを恐れず、全体的な知識をどんどん増やしましょう。 -
アウトプット重視の学習を行う
- インプット重視の学習では飽きてしまう。(私はすぐに飽きた。)
- 問題を解いたり、Qiita記事にまとめるなどして、アウトプットを通じて知識を定着させると良い。
- 似たような分類分け・統計手法の違いを図や表にしてまとめて理解すると良い。(例:ROUGE vs F1 vs BLUE, etc...)
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自分にとって、わかりやすい教材を選ぶことが大切。
- 「古くから使われている」「皆が使っている」等の言葉は、教材を探す手掛かりに過ぎない。
- 学習の初期段階で軽く様々なものに触れてみて、自分の理解しやすい教材を選ぶことにこだわろう。(私は、上記Youtubeチャンネルが非常に参考になった。)
試験当日の流れ
- テストセンターで受験しました。
- 時間は130分でした。
- 考えるというよりも知識を問う問題が多いため、
時間には余裕があると思います。
結果と感想
- 両方とも無事合格しました
- AIF (863点/700点合格)
- SOA(722点/720点合格)
- 試験対策をしっかりすれば、私のようなAI・統計実務未経験者、IT初心者でも合格できました。
合格のコツ
- 範囲が広いため、飽きにくい学習方法を見つけて取り組むことが大切!
- 受験の申し込みを先に行い締切を設定することで、学習意欲up!
- 似たような分類分け・統計手法の違いをまとめ、理解することが大切
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時間のある方は、理解を大切にゆっくり学習を行ってください!
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去年にはCLFとSAAに合格しています。(別記事にまとめております。)
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時間のある人は、AWS Skill Builder(無料の公式トレーニング)に触れてみても良いかもしれません。
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また、ハンズオンを経験するとより一層知識が深まり、その他AWS資格学習にも役立つと思います!
以上、AWS SOA、およびAIFの合格体験記でした!
参考になれば嬉しいです。