はじめに
Swiftを学び始めた方向けに、変数の宣言から基本的なデータ型、そして条件分岐(if文)などの制御構文についてまとめました。
データ型を明示した変数・定数の宣言
Swiftの型推論は、型名を指定しなくても型を自動で割り当ててくれます。
var 変数名: 型名 // 値はオプション
var 変数名 = 値
var 変数名: 型名 = 値
let 定数名: 型名 // 値はオプション
var num : Int
let value : Float = 2.718
var d = 3.14 // Double型にあたる
[!TIP]
型名を確認したいときはtype(of:)を使います。print(type(of: a))
数値型
整数型(Int / UInt)
| 型名 | 説明 |
|---|---|
Int |
正負の整数 |
UInt |
非負の整数(0またはプラスの値のみ) |
- リテラル: 数字をそのまま並べて書く
- 負の数は先頭にハイフン
-をつける
浮動小数点数型(小数)
| 型名 | 精度 | 例 |
|---|---|---|
Float |
単精度 | let f: Float = 3.14 |
Double |
倍精度 | let d: Double = 2.218 |
[!TIP]
型推論のデフォルトはDoubleになります。
算術演算子
| 演算子 | 意味 |
|---|---|
+ |
加算 |
- |
減算 |
* |
乗算 |
/ |
除算 |
% |
余り |
プログラムは上から下へ順番に実行されます。
## 文字列型(String)
-
リテラル:
""で囲む(例:"Hello") -
型名:
String(例:var phrase: String)
文字列補間
"\(変数や式)" // 文字列の中にデータや計算結果を埋め込める
エスケープシーケンス
| 記述 | 意味 |
|---|---|
\n |
改行 |
\" |
ダブルクォーテーション "
|
\' |
シングルクォーテーション '
|
\\ |
バックスラッシュ \
|
[!TIP]
Macの日本語キーボードでバックスラッシュ\を入力するには、option + ¥を押す。
真理値型(Bool)
-
リテラル:
true(真)/false(偽) -
型名:
Bool
比較演算子
| 演算子 | 意味 |
|---|---|
> |
aがbよりも大きい |
< |
aがbよりも小さい |
>= |
aがb以上 |
<= |
aがb以下 |
== |
aとbが等しい |
!= |
aとbが等しくない |
[!WARNING]
=(代入)と==(比較)は別の意味を持ちます。混同しないよう注意しましょう。
論理演算子
| 演算子 | 意味 |
|---|---|
&& |
かつ(AND) |
|| |
または(OR) |
! |
〜でない(NOT) |
制御構文
条件による分岐や繰り返しを行うための処理です。
if文(条件分岐)
if文は非常に活用する!
「それ以外」の処理(else / else if)
「もし〜ならA、そうでなければB」といった複雑な分岐も作れます。
let score = 85
if score >= 80 {
print("合格です!")
}
let temperature = 15
if temperature >= 25 {
print("暑いです")
} else if temperature >= 10 {
print("過ごしやすいです")
} else {
print("寒いです")
}
else if: いくつでも繋げることができます。上から順番に判定され、最初に true になったブロックだけが実行されます。
else: どの条件にも当てはまらなかった場合に実行されます。
インデント: 字下げには空白4つを使います。
for文(繰り返し処理)
for 変数 in 範囲 {
処理
}
for i in 1...5 {
print("\(i)回目の処理です")
}
// 結果: 1, 2, 3, 4, 5 が順番に表示される
...(閉範囲演算子): 最後の数値を含みます。(1...5 なら 5 まで)
..<(半開範囲演算子): 最後の数値を含みません。(1..<5 なら 4 まで)