CPU性能とプロセッサ技術(情報処理安全確保支援士対策)
■ ① CPI・MIPS
● CPI(Cycles Per Instruction)
説明
1命令あたりに必要なクロック数。
● MIPS(Million Instructions Per Second)
説明
1秒間に実行できる命令数(百万単位)。
● 関係式
実行時間 = 命令数 × CPI × クロックサイクル時間
問題
CPIの説明として適切なものはどれか?
A. 命令数
B. 1命令あたりのクロック数
C. クロック周波数
D. メモリ容量
答え:B
問題
MIPSの説明として適切なものはどれか?
A. メモリ容量
B. 1秒間の命令実行数
C. クロック時間
D. データ量
答え:B
問題
実行時間を短縮する方法として適切なものはどれか?
A. CPIを増やす
B. 命令数を増やす
C. クロック周波数を上げる
D. メモリを減らす
答え:C
■ ② プロセッサ
● プロセッサとは
説明
命令の解釈と実行を行う装置(CPU)。
● マルチコア
説明
1つのCPUに複数のコアを持たせた構成。
● big.LITTLE
説明
高性能コアと省電力コアを組み合わせた構成。
問題
マルチコアの説明として適切なものはどれか?
A. メモリを増やす技術
B. 複数のCPUを接続する
C. 1つのCPUに複数コアを持つ
D. クロックを下げる
答え:C
問題
big.LITTLEの特徴として適切なものはどれか?
A. 同一性能のコアのみで構成
B. 高速通信を目的とする
C. 高性能と省電力を両立する
D. メモリ容量を増やす
答え:C
■ ③ パイプライン
● パイプラインとは
説明
命令実行を複数の段階に分けて、同時並行で処理する技術。
● イメージ
- 命令1:取得
- 命令2:取得しつつ命令1は解読
- 命令3:…
→ 重なって処理
● 効果
- スループット向上
● 問題点
- ハザード(競合)
問題
パイプラインの説明として適切なものはどれか?
A. 命令を順番に1つずつ処理する
B. 命令を分割して並列的に処理する
C. メモリ容量を増やす
D. クロックを停止する
答え:B
問題
パイプラインの効果として適切なものはどれか?
A. レイテンシの増加
B. スループットの向上
C. メモリ削減
D. 電力増加
答え:B
■ ④ スーパースカラ
● スーパースカラとは
説明
複数の命令を同時に実行する技術。
● 特徴
- 複数の実行ユニット
- 命令レベル並列性
問題
スーパースカラの説明として適切なものはどれか?
A. 1命令ずつ処理する
B. 複数命令を同時に実行する
C. メモリを圧縮する
D. クロックを下げる
答え:B
■ ⑤ 投機実行
● 投機実行とは
説明
分岐結果を予測し、先に命令を実行する技術。
● 特徴
- 分岐予測を利用
- 外れた場合は結果を破棄
問題
投機実行の説明として適切なものはどれか?
A. 命令を保存する
B. 分岐結果を待ってから実行する
C. 分岐を予測して先に実行する
D. メモリを増やす
答え:C
問題
投機実行に関する説明として適切なものはどれか?
A. 常に正しい結果になる
B. 予測が外れるとやり直す
C. 実行時間が必ず増える
D. 並列処理はできない
答え:B
■ ⑥ 整理
- CPI:1命令のクロック数
- MIPS:1秒間の命令数
- パイプライン:段階並列
- スーパースカラ:命令並列
- 投機実行:予測して先行実行
■ 最終確認
問題①
複数の命令を同時に実行する技術はどれか?
A. パイプライン
B. スーパースカラ
C. 投機実行
D. キャッシュ
答え:B
問題②
分岐予測を用いて先に処理を行う技術はどれか?
A. パイプライン
B. スーパースカラ
C. 投機実行
D. 割込み
答え:C