プログラムの実行時間(情報処理安全確保支援士対策)
■ ① 基本概念
● 実行時間とは
説明
プログラムの開始から終了までに要する時間。
● キーワード
実行時間(Execution Time)
説明
CPUがプログラムを処理するのにかかる時間。
問題
実行時間の説明として適切なものはどれか?
A. メモリ容量
B. プログラムの処理にかかる時間
C. 通信速度
D. データ量
答え:B
■ ② 性能指標
● CPU時間
説明
CPUが実際に処理に使った時間。
● クロック周波数
説明
1秒間に実行されるクロック数(Hz)。
● クロックサイクル時間
説明
1クロックにかかる時間(=1 / クロック周波数)。
問題
クロック周波数の説明として適切なものはどれか?
A. 1命令の実行時間
B. 1秒間のクロック数
C. メモリ容量
D. データ転送量
答え:B
■ ③ 実行時間の計算
● 基本式
実行時間 = 命令数 × CPI × クロックサイクル時間
● キーワード
CPI(Cycles Per Instruction)
説明
1命令あたりに必要なクロック数。
問題
CPIの説明として適切なものはどれか?
A. 命令数
B. 1命令あたりのクロック数
C. クロック周波数
D. メモリ容量
答え:B
■ ④ MIPS
● MIPS(Million Instructions Per Second)
説明
1秒間に実行できる命令数(百万単位)。
問題
MIPSの説明として適切なものはどれか?
A. メモリ容量
B. 1秒間の命令実行数
C. クロック時間
D. データ量
答え:B
■ ⑤ 性能向上の考え方
- 命令数を減らす
- CPIを小さくする
- クロック周波数を上げる
問題
プログラムの実行時間を短縮する方法として適切なものはどれか?
A. 命令数を増やす
B. CPIを大きくする
C. クロック周波数を上げる
D. メモリを減らす
答え:C
■ ⑥ 注意点
- MIPSが高くても必ずしも高速とは限らない
- 命令の種類や構成によって性能は変わる
問題
MIPSに関する説明として適切なものはどれか?
A. 常に性能比較に有効
B. 命令の種類に依存しない
C. 性能の目安の一つである
D. メモリ容量を表す
答え:C
■ ⑦ 整理
- 実行時間:処理にかかる時間
- CPI:1命令あたりのクロック数
- クロック周波数:1秒間のクロック数
- MIPS:1秒間の命令数
- 性能向上:命令数↓ CPI↓ 周波数↑
■ 最終確認
問題①
実行時間の計算式として適切なものはどれか?
A. 命令数 × CPI × クロックサイクル時間
B. 命令数 ÷ CPI
C. クロック周波数 × 命令数
D. CPI ÷ 命令数
答え:A
問題②
1命令あたりのクロック数を表すものはどれか?
A. MIPS
B. CPI
C. クロック周波数
D. 実行時間
答え:B