この度Ruby技術者認定試験Silver (正式名称:Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver version 2.1)に合格したので勉強法を載せておきます。
この記事はSilverに特化して書いています。
この記事の対象者
- Rubyを扱っている方
- Silverを取得するために勉強中の方
- 何かしら資格を取得したい方
はじめに
所要日数:約2ヶ月
使用した書籍:[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)Ruby公式資格教科書
上記書籍における正誤表はこちらを参照してください。
試験概要
試験概要の詳細や試験申し込み方法、Gold等については公式HPをご覧ください。
合格ラインは50問中およそ37問です。
Silver | |
---|---|
試験時間 | 90分 |
試験方法 | コンピュータ試験(CBT:Computer Based Testing) |
問題数(方式) | 50 問(選択式) |
合格ライン | 75 % |
対象バージョン | Ruby2.1.x |
出題範囲 |
文法 コメント、リテラル (数値、真偽値、文字列、文字、配列、ハッシュ等)、変数/定数とスコープ、演算子、条件分岐、ループ、例外処理、メソッド呼び出し、ブロック、メソッド定義、クラス定義、モジュール定義、多言語対応 組み込みライブラリ よく使用されるクラス、モジュール (Object、数値クラス、String、Array、Hash、Kernel、Enumerable、Comparable等) オブジェクト指向 ポルモルフィズム、継承、mix-in |
料金 | 16,500円(税込) |
(2021年 5月時点)
[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本におけるSilverの範囲について
今回使用した書籍はGoldの範囲含めて全6章(ただし基礎力確認問題、模擬試験を除く)で構成されていますが、Silverの出題範囲が判りにくかったので大まかにまとめておきます。
書籍内の各章の範囲とは若干のズレがありますがご了承ください。
1〜2章は試験概要と実行環境、6章はGoldの範囲なので「-」とします。
章 | ページ数 |
---|---|
1 | - |
2 | - |
3 | 28〜98, 107〜112 |
4 | 116〜120, 132〜134 |
5 | 174〜284, 299〜308 |
6 | - |
勉強法
2ヶ月間、1をしながら2, 3をするイメージで4までを繰り返し実行していきます。
- 各章を多少集中しながら流し読み
- 書籍内で解らない箇所はネットで調べる
- 書籍内にコードが出てきたらターミナルでirbを実行して実際にコードを動かしてみる
- 試験当日の2週間前から基礎力確認問題、模擬試験を満点になるまで解く
ポイントはとにかく繰り返すことです。
5章は特に出題されやすく、且つ覚える事が多いのでより実際に手を動かしつつ集中して取り組む必要があると思います。
また、正規表現は日頃あまり馴染みがない分どうしても記憶に定着しづらいと思うので、ドットインストールの正規表現を一度目を通しておくのも良いと思います。
基礎力確認問題、模擬試験の答え合わせの際は間違えた部分の解説を読むだけでなく正解した問題の解説も読むようにするとポイントなどが記載されている場合があるので記憶が強化されます。
何度でも間違えたりわからない部分については手書きのノートやメモ帳などにまとめておくのも効果的です。