はじめに
始業前にGoogle Scholarでブロックチェン関係の論文を、コーヒーでも飲みながらまとめてみよう、わけわからないなりに継続すればそのうち分かるようになるといいな。という試みです。週2報を目標。慣れたら1日1報。
世の中の理系院生は当然それぐらいの量は軽く読んでるはずなので無駄に張り合って私も頑張ります。笑
英語つらすぎるのでGoogle翻訳をフル活用。多分Ethereum中心です。
今日は思い立ったが吉日ということで休日だけどとりあえず1記事。
明日以降は朝活論文まとめということで。
ちなみに始業前の貴重な朝の時間は、CryptoZombie(Ethereumのプログラミング言語Solidityの学習サイト)自己学習と論文紹介に交互ぐらいで割り振っていこうと思います。
エンジニア歴も短く、ブロックチェーンについても深くは知らないので誤りなどあればご指摘してくださるとうれしいです。結構わからないままとりあえず文字起こししている感があります。
初回ということもあって、AbstructとConclusionしか読んでいませんがご勘弁ください。。。
Title
ALZA: An Efficient Hybrid Decentralized Payment System(効率的なハイブリッド分散型決済システム)
Abstruct
分散型台帳システムの効率化は常に課題であり、その効率性は以下の3項目で測定される。
- スケーラビリティ
- 物理的なリソースを追加するとどれだけシステムのキャパシティが増加するか
- スループット
- 一定の時間内にどれだけのトランザクションを処理できるか(最近ではNEOやEOSの改善が行われている。)
- レイテンシー
- 一つのトランザクション処理にかかる時間
従来のブロックチェーンではブロック発生率が主な待ち時間のボトルネックであるが、最新の成果によると、ステートチャネルのようなオフチェーンプロセスは、部分的なインバウンドトランザクションを統合して遅延時間を短縮できるという。しかしながらこれは同時に、クロスチャネル同期のような問題を発生させるためブロックチェーンへの全面的適用はできない。
そこで我々は、ALZAと呼ばれるエンドツーエンドのソリューションを提案した。これは自律的な決済フィールドを持つ専用のハイスループットブロックチェーンと紐づきます。
これにより、任意の組のユーザーが支払いフィールドを作成できるようになり、そのフィールドの中ではトランザクションの遅延は非常に短くなるため、直ちに決済をすることができるようになる。
また、すべてのトランザクションがフィールド内で行われた場合、トランザクションコストは数桁低下する。
さらに、ALZAは、革新的なレプリケーションメカニズムにより、主要元帳を各クライアントに分配するため、システムはブロックチェーンシステムの欠陥に対してより堅牢になる。
論理的には、ALZAは1秒間に何百万もの高頻度取引を可能にする。
Conclusion
本稿では、ALZAという効率的なハイブリッド分散型決済システムを提案した。
これはブロックチェーンのセキュリティの利点と、自律型決済フィールドと呼ばれるオフ・チェーン・ソリューションの効率性を創造的に結びつけたものである。
理論的には、このインフラストラクチャは、1秒間に何百万ものトランザクションを安定して完了させることができ、同時にトランザクションコストを最小限に抑えることができる。さらに、我々が提唱する、信頼性コンポーネント「Redundant Array of Satellite Infrastructure(RaFi)」は、すべての参加者に主要元帳を配布し、すべての人にガバナンス力を与える。 RaFiは、すべてのSuperNodeで障害が発生したときに元帳を完全に回復することもできる。
ALZAは電子決済システムでシームレスな支払い体験を可能にする。