#はじめに
こんにちは、アドベントカレンダー18日目担当の避雷です。流石にネタ切れ感が半端なくなってますね、助けて。
大学同期のドチャクソ優秀なプログラマ氏がGoogleの「.newが良い」という話をしていたので、どんなもんよと調べてみたら結構便利そうだったのでまとめてみます。
#簡単に言うと…
- .newとはアクセスすることで新しいドキュメントやらスプレッドシートやらリポジトリやらを生成することができるURLである。
-
サービス名.new というリンクになっていてクリックすると対象のサービスに飛んでデータを新規作成する - Google直下のサービス以外にも提携する様々なサービス上にデータを新規生成することができる。
#実際にどんな感じの物が使えるの？
各種Googleサービスで用いることができます。例えば
| URL | 対象サービス | 挙動 |
|---|---|---|
| https://doc.new/ | Googleドキュメント | 新規ドキュメントを生成する |
| https://sheet.new/ | Googleスプレッドシート | 新しいシートを作る |
| https://slide.new/ | Googleスライド | 新規スライドを作成する |
| https://form.new/ | Googleフォーム | 新しいアンケートフォームを作る |
| https://cal.new/ | Googleカレンダー | 新しいイベントを自分のカレンダーに作成する |
Google外のサービスでも利用できるものがあります。試しにクリックしてみるとわかりますが、通常のようにウェブページから「新規作成」ボタンを押したときと同じような感じで白紙のデータが表示されます。
https://blog.google/outreach-initiatives/entrepreneurs/shortcuts-made-possible-new/
にて紹介されているものを見てみましょう。
| URL | 対象サービス | 挙動 |
|---|---|---|
| https://playlist.new/ | Spotify | 新規プレイリストを生成する |
| https://story.new/ | Medium | 新しい記事ページを作る |
| https://canva.new/ | Canva | 新規ポスター・バナーを作成する |
| https://webex.new/ | Cicso Webex | 新しい会議室を作る |
| https://link.new/ | Bitly | 新規URLを作る |
| https://invoice.new/ | Stripe Dashboard | 新規invoices(請求書)を作成する |
| https://api.new/ | Node.JS | RunKitを使って新しいwebAPIのプロトタイプを作成する |
| https://coda.new/ | coda | 新規Docを作る。ドキュメントやスプレッドシートをまとめられる |
| https://music.new/ | OVO | 新しくCDのジャケ絵を作る |
因みにmusic.newにアクセスするとこんなジャケ絵が作れる。
既存の曲のジャケットでジェネレータみたく遊べるらしい。この画像はNo Cryinという曲のジャケットです。人によって対象の楽曲が違ったりするのかも、使い道は分かりませんが色々遊べそうですねコレ。
https://music.apple.com/jp/album/no-cryin-feat-future-single/1482433401?app=music
#終わりに
.newドメインを使うことで外部APIを利用することなく、新規ツールへのリンクを作れるのはWebサービス系のエンジニア的にはちょっとありがたいのではないでしょうか？
Googleは今後も対応サービスを増やしていくみたいでなので、他サービスとの連携がちょっと楽になるかもしれません。