はじめに
私は27年度卒でITエンジニアを目指している,文系学部三年生です。今回は,私がチーム開発未経験でPRTIMESハッカソン2025Winterに参加した体験についてお話ししたいと思います。
参加前の技術レベル
ハッカソンに参加する前の私の技術レベルは,PythonとJS,TSがすこし書ける程度でした。個人でウェブページを作ったりしていましたが,サーバーを立てたりフレームワークを使ったりするアプリの開発の経験は0でした。Githubは一応使っていましたが,コミットはすべて一括でやっており,gitコマンドはpush forceしか使ったことがありませんでした(笑)。ブランチとは何かも知りませんでしたし,プルリク?マージ?なにそれ状態でした。
ハッカソンの概要
私が参加したハッカソンは,PRTIMES本社のオフィスで30名程度の学生が集まり,3日間で成果物を完成させるというものでした。今回は開発のテーマが設定されており「夢の発信を支援するウェブサービス」でした。今回は事前に技術スタックなどが考慮されチームが組まれていました。基本的には4人1チームでしたが,私たちのチームだけ1名欠席だったので3人でした。チームメンバーの2人は経験値豊富な理系大学院生でしたが,1名の欠席と未経験の私のサポートもあったので,ほかのチームよりもハンデを追っていたと思います。開発中はずっとメンターさんが1チーム1人以上ついてくれて,とても手厚いサポートが受けられました。
アイデア出し・技術選定
最初はアイデア出しと技術スタックの選定によりサービスの要件定義を行いました。アイデア出しのフレームワークを使い,根拠に基づいてサービスの内容を決めていきました。初めはそのような方法に慣れず戸惑いましたが,徐々に意見の出し方を学び少しは貢献できたと思います。技術選定では,お互いに使える言語やフレームワークを出し合い,共通して使えそうなReact + TypeScriptに決定しました。この時はReactが何なのかわかっておらず,そもそもフレームワークとは?という状態でしたが,TypeScriptなら大丈夫だろうと楽観的に考えていました。アイデア出しにかなり時間を使いましたが,何とか作りたいものが固まり開発に入りました。
環境構築など
開発が始まり,環境構築やGithubの設定を最初に行いました。環境構築についてもよくわかっておらず,チームメンバーの言うとおりにコマンドをたたきReact + Viteの環境を構築しましたが,何が起きたのかわかっていませんでした。チームの2人はチーム開発の経験値があり,ターミナルやgitの使い方も当然知っているというレベルだったので全くついていけず,この時点でレベルの差を実感しました。
Reactを使ったフロントエンドの開発
開発が開始する前はTypeScriptなら少し書けると思っていましたが,開発が始まってからその考えの甘さを痛感します。幸いなことに,PRTIMESのメンターさんのサポートが手厚く,コンポーネントとはというところから教えていただきました。また,フロントエンドとバックエンドを分け,APIによってデータを受け渡すということも初めての実装だったのでハッカソンの期間中は正直あまり理解できませんでした。他にもわからないことがたくさんあり,チームの役に立てていないという実感や,自分の技術力のなさに対する劣等感が募り正直きつかったです。しかし,そのように大きなストレスを感じているときこそ成長のチャンスだと思い自分ができることを考え取り組みました。
学びと成長
ハッカソン中はわからないことや教えてもらったことをできるだけメモに残しておきました。すべてが初めてで戸惑いの連続でしたが,知らないことを素直に受け入れ、できることから取り組む姿勢が少しずつ身についたと思います。ハッカソンが終わった後はそのメモをもとにわからないことを一つずつつぶしていき,ハッカソンの前と比較して大きく成長しました。チームのメンバーは開発に追われる中,gitやターミナルの操作の初歩的なことを親切に教えてくれました。私の学びになるようにと考えてくれて,ここは自分で調べて実装してみてねと言ってもらったのがとても印象的でした。たくさん迷惑をかけましたが,ハッカソンという**「やらなければならない状況」でできなかったことに対するストレスは学びのための大きな原動力に**なりました。
チームのその後
私たちのチームの成果物は残念ながら賞は取れませんでしたが、それ以上に「完成後も作り続けたい」と思える体験になったことが何よりの成果でした。チームメンバーは私以上に開発の熱意があり,ハッカソンが終わった後も成果物をアップデートしていこうということになりました!それから約3か月間,アプリの改善と修正を続け3人が納得できる形までもっていくことができ,メンバーのおかげでデプロイもすることができました。
おわりに
私はこのハッカソンに参加したことで,大きく成長することができました。私は文系学部生で同じような志を持つ学生と交流する機会がありませんでした。当然,自分の技術レベルを知る機会もなければ,ほかの学生がどのような活動をしているのかも知りませんでした。1人での開発はもちろん学びになりますが,チーム開発はもっとたくさんの学びになると思います。私のように完全未経験で参加するのはチームの人たちに迷惑が掛かるのでお勧めしませんが,1人で技術を磨くよりも早い段階で実際のチーム開発に携わった方がはるかに成長スピードが速いです。私のように文系の学部でITエンジニアを目指している方や情報系以外の学部で目指している人がもしいれば,ぜひハッカソンやインターンなどに参加してみてください!世界が広がります!
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