Java開発環境セットアップガイド
1. JDK (Java Development Kit)のインストール
Windowsの場合
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Oracle JDKのダウンロード
- Oracle JDK ダウンロードページにアクセス
- 「Windows」セクションを探す
- 「x64 Installer」をクリック(64ビットPCの場合)
- Oracleアカウントでのログインを求められた場合は、「No thanks, just start my download.」をクリック
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JDKのインストール
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ダウンロードしたexeファイルをダブルクリック
-
「次へ(N)」をクリックしてインストールを進める
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インストール場所は変更せず、デフォルトのままで「次へ(N)」
インストールフォルダをメモしておくこと!
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インストールが完了したら「閉じる」をクリック
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環境変数の設定
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Windowsキー + R を押して「実行」を開く
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「systempropertiesadvanced」と入力してEnter
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「環境変数(N)」をクリック
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「システム環境変数」の中から「Path」を探してダブルクリック
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「新規(N)」をクリック
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以下のパスを追加:
上記でメモしておいたインストールフォルダを設定すること!
(本記事執筆時は「C:\Program Files\Java\jdk-23」)C:\Program Files\Java\jdk-23\bin
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「OK」を3回クリックして全ての画面を閉じる
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インストールの確認
- Windowsキー + R を押して「cmd」と入力
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力:
java --version
- JDKのバージョン情報が表示されればOK
Macの場合
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Oracle JDKのダウンロード
- Oracle JDK ダウンロードページにアクセス
- 「macOS」セクションを探す
- 「Arm 64 DMG Installer」(M1/M2 Mac)または「x64 DMG Installer」(Intel Mac)をクリック
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JDKのインストール
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリック
- pkgファイルをダブルクリック
- 「続ける」をクリックしてインストールを進める
- 管理者パスワードの入力を求められたら入力
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インストールの確認
- ターミナルを開く(Launchpadから検索可能)
- 以下のコマンドを入力:
java --version
- JDKのバージョン情報が表示されればOK
2. Visual Studio Codeのインストール
Windowsの場合
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VS Codeのダウンロード
- Visual Studio Code公式サイトにアクセス
- 「Download for Windows」をクリック
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インストール
- ダウンロードしたexeファイルをダブルクリック
- 「使用許諾契約書に同意します」にチェック
- 「次へ」をクリック
- インストール先は変更せずデフォルトのまま
- 以下のオプションにチェックを入れることを推奨:
- 「エクスプローラーのファイル コンテキスト メニューに "Code で開く"アクションを追加する」
- 「エクスプローラーのディレクトリ コンテキスト メニューに "Code で開く"アクションを追加する」
- 「PATHへの追加」
- 「次へ」をクリックしてインストール完了
Macの場合
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VS Codeのダウンロード
- Visual Studio Code公式サイトにアクセス
- 「Download for Mac」をクリック
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インストール
- ダウンロードしたzipファイルをダブルクリック
- 解凍された「Visual Studio Code.app」をアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップ
3. VS CodeのJava開発環境セットアップ
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Java関連の拡張機能をインストール
- VS Codeを起動
- 左側のメニューから「拡張機能」アイコン(四角が4つのアイコン)をクリック
- 検索バーで「Extension Pack for Java」を検索
- 「Install」をクリック
- インストール完了後、VS Codeの再起動を求められたら再起動
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動作確認
- VS Codeを開く
- 「ファイル」→「新規ファイル」を選択
- 「HelloWorld.java」という名前で保存
- 以下のコードを入力:
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello, World!"); } }
- 右上の「実行」ボタン(三角形のアイコン)をクリック
- 「Hello, World!」と表示されれば環境構築完了!
トラブルシューティング
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java --versionコマンドが認識されない場合
- PCの再起動を試す
- 環境変数の設定を再確認
- JDKを一度アンインストールして再インストール
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VS Codeで「実行」ボタンが表示されない場合
- Extension Pack for Javaが正しくインストールされているか確認
- VS Codeを再起動
- ファイルの拡張子が.javaになっているか確認
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その他の問題が発生した場合
- エラーメッセージをそのままGoogle検索
- PC を再起動
- Java と VS Code を一度アンインストールして再インストール
これで開発環境のセットアップは完了です!何か問題が発生した場合は、上記のトラブルシューティングを参考にしてください。