はじめに
今回の記事は、主にQuest単機でプレイしている方々に向けて書いたものです
前置き
Quest単機でVRChatをプレイしている同志の皆様、いかがお過ごしでしょうか
「アバター見えない！」
「ワールド入れない！」
「重い！」
「OVR使いたい！」
「早くPCVRなりたい！」
...はい、人によってはそんな阿鼻叫喚が聞こえるかもしれませんね、私がいい例です
そんなことはさておき
Quest単機でプレイしていて一番辛いことといえば、やはりいろんな人のアバターが見えないこと
PC勢がワイワイと盛り上がっている中、ひとり部屋の隅でフォールバックアバターを眺めることもあるのではないでしょうか
そんなある種のフォールバック地獄と化すこともあるQuest単機プレイですが、Show Avatarと呼ばれる操作をすることで、一部のアバターの姿を拝めることはご存じでしょうか
では本題に入ってまいりましょう
本日もどうぞよろしくお願いします
①フォールバックアバターについて
まず「フォールバックとはなんぞや」という方々に向けてご説明しましょう
「フォールバック」とは「代替」という意味を持つ言葉で、このことからフォールバックアバターを「代替アバター」と呼ぶこともあります
デフォルトではPublicアバターのうちランダムなものが表示されるため、その姿は本来と似ても似つかないものになってしまいます
この「フォールバックアバター」が表示されるケースは主に2つ
1. アバターがQuest対応していないケース
当然っちゃ当然ですが、PC OnlyとしてアップロードされたアバターをQuest単機の我々が見ることはできません
Publicインスタンスなどを訪れると、ネームタグの隣に
こんなマークが付いた方々が居ると思いますが、これがPC Onlyの目印です
悲しいことに、このマークがついたアバターは後程紹介する操作を行っても見ることができません
こればっかりは仕方のないことです
2. Quest対応しているが、VeryPoorの場合
冒頭で触れた「一部のアバター」というのはこのケースを指します
"VeryPoor"というのはアバターの負荷の目安でして、「とても負荷が高い」という意味になります
...が、言ってしまうとVeryPoorだろうがそこまで重いということはありません
現状では、お手軽かつ見た目もあまり損なわれないことから、むしろVeryPoor上等でQuest対応させている人が多く、かくいう私もその一人です
このケースでは、先ほどとまた違ったマークが表示されます
このマークが出ているアバターは、次に紹介する操作で本来の姿を見ることができます
②Show Avatarのやり方
では皆さんお待ちかね、というかここからが本題です
画質悪いですがご容赦を
1. Quest対応アバターかどうか確認する
先ほども申し上げた通り、PC Onlyのアバターはこの操作を行っても見ることができません
まずは相手のアバターがQuest対応してるかどうかを確認しましょう
2. 片方の手でメニューを開く
次の動作で必要になるので、まずは片手で適当にメニューを開きます
3. もう片方の手から出ているレーザーポインターを相手に向ける
メニューを開いている間はもう片方の手からレーザーポインターのようなものが出るので、それを相手に向けます
4. トリガーを引く
レーザーポインタが正しく当たっていれば、その人の周りに水色のハイライトが出現します
その状態でトリガーを引くと、そのユーザーについて詳しく見るれるようになります
5. User Actions -> Avatar Display の項目を変更する
デフォルトでは盾のマークになっていると思いますが、これを一番左の目のマークに変更します
これでアバター負荷によるフォールバック表示を無効化して、本来の姿を見ることができます！
結果
VeryPoorのアバターを表示することに成功しました！
まとめ
今回は、Quest単機環境でVeryPoorのアバターを表示する方法について説明しました
フォールバックアイコンの意味だったり、VeryPoorの表示方法だったり
あくまで私の身の回りにはなりますが、意外と知らない人が多かったので、いい機会と思って記事に起こした次第です
VeryPoorの表示方法知るだけで見えるアバターが一気に増えるので、もし身の回りに悩んでるフレンドさんが居たらこの記事をぶん投げてみてください
ではQuest勢の皆様、共に良きVRCライフを！