Paizaの問題、見た目シンプルだけど地味に落としがあった！。
出力するだけのはずが、Number() で数が削れちゃった…。↓

🔍 問題概要（「とても大きな数値を出力」）

入力例: 12345678901234567890
出力例: 12345678901234567890

⚠️ NGコード（桁落ちの原因）

const rl = require('readline').createInterface({ input: process.stdin });

rl.on('line', (input) => {
  const n = Number(input);
  console.log(n);
});

出力結果:

12345678901234567000 // ←あれ？

JavaScriptのNumber型（IEEE 754 double）は約16桁までしか正確に扱えない。

✅ 正しいコード：文字列で扱う

rl.on('line', (input) => {
  console.log(input);
});

文字列のまま出力すれば、精度は失われない。今回は「そのまま出す」だけなので、一切変換しないのが正解！

❌ BigIntも要注意

const big = BigInt(input);
console.log(big); // 出力: 12345678901234567890n ←不正解！

BigIntは便利だけど、出力時に n がつくので、表示するときは文字列化する必要がある！

const big = BigInt(input);
console.log(String(big)); // 出力: 12345678901234567890 ←正解！

✅ 要点まとめ

Number()は桁落ちする。特に15桁超えは注意。
出力だけなら、文字列のまま扱うのがベスト。
BigIntは演算向き。出力用途には向かない（nがつくため）。

【注意点】
BigInt は少数（小数点）を扱えない。
Number 型と直接混ぜて使えない。BigInt 同士でしか演算できない。

僕の失敗談(´;ω;｀)と解決話！🚀