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(非技術記事) NPCを探せ―現実は仮想空間だった―

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Last updated at Posted at 2026-08-13

私はNPCらしき人物を見ました。

Bluetoothイヤホンを装備し、スマートフォンを見ながら、周囲の出来事には一切反応せず、目的地に向かって一直線に歩いていました。

もしかすると、私たちが「現実」と呼んでいる世界には、プレイヤーだけではなく、大量のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が配置されているのではないでしょうか。

今回は、街中でNPCを探してみます。

もちろん、科学的根拠はありません。

たぶん。


NPCを見分ける方法

まず、NPCにはいくつかの特徴があります。

1. Bluetoothイヤホンを装備している

これはかなり重要です。

イヤホンを装備すると、外界からの音声入力が大幅に減ります。

さらにスマートフォンを操作している場合、

視覚入力もスマートフォンに奪われます。

つまり、

聴覚:OFF
視覚:スマホへ接続
目的地:設定済み
経路:自動
会話イベント:拒否

という状態になります。

こちらが話しかけても、

「……」

何らかの駅の放送があっても

「……」

何事もなかったかのように歩き続けます。

まるでゲームのNPCです。


2. 目的地へ環境に影響することなくひたすら歩く

NPCは目的地に向かって歩きます。

しかも、かなり強い意志を持っています。

多少周囲が騒がしくても、

人が横から出てきても、

何かが落ちても、

目的地に向かって歩き続けます。

特にイヤホンをしているNPCは強力です。

目的地への経路探索アルゴリズムが非常に安定しています。


駅には大量のNPCがいる

しかし、最もNPCらしさを感じる場所があります。

駅です。

駅では、非常に興味深い現象を見ることができます。

駅構内に放送が流れます。

「○○線は現在、運転を見合わせています」

かなり重要な情報です。

しかし、ホームを見ると――

イヤホンをしています。

さらにスマートフォンを見ています。

そして、

来ない電車を永遠に待っています。

放送は流れています。

電光掲示板にも情報が出ています。

しかし、

イヤホンによって聴覚入力を遮断し、

スマートフォンによって視覚入力も別の世界に接続しています。

そして本人は、

「いつもの電車が来る」というプログラムを実行し続けています。

これはかなりNPCっぽい。

特に観察しやすいのは山の手線です。
駅が地上にあり、そして迂回路線が無数にある
、定期券利用だとしても、山の手線だけしかない駅へ行くだとしても、説明がつかないです。


NPCのアップデート

ここで重要なのは、NPCが単純な存在ではないということです。

スマートフォンを持っています。

Bluetoothイヤホンもあります。

GPSもあります。

AIもあります。

つまり、最新技術を装備したNPCです。

昔のNPC:

「……」

現在のNPC:

Bluetoothイヤホン

スマートフォン

GPS

SNS

動画

自動経路案内

ものすごく高機能になっています。

しかし、駅員さんの放送は聞こえません。


では、プレイヤーはどう見えるのか

逆に、プレイヤーらしい人には特徴があります。

突然立ち止まります。

道を間違えます。

戻ります。

店に入ります。

また出てきます。

何かを見つけて、

「おっ」

という顔をします。

誰かと会って、

「久しぶり!」

と言います。

予定外の行動をします。

つまり、

行動が非効率です。

しかし、それこそがプレイヤーらしさなのかもしれません。

NPCは目的地へ向かいます。

プレイヤーは寄り道します。

NPCは最短経路を選びます。

プレイヤーは、

「こっち行ってみよう」

と言って予定を変更します。


NPC判定アルゴリズム

ここまでの観察から、NPC判定アルゴリズムを作ってみます。

イヤホンをしている?
    ↓
スマートフォンを見ている?
    ↓
一定速度で歩いている?
    ↓
周囲の出来事に反応しない?
    ↓
目的地に向かって一直線?
    ↓
死角で消えた?

YESが多いほど……

NPC疑惑:★★★★★

ただし、科学的根拠はありません。

重要なのでもう一度言います。

科学的根拠はありません。


もしかすると私たちもNPCなのかもしれない

ここまで書いて、少し怖くなりました。

もしかすると、

この記事を書いている私自身もNPCなのかもしれません。

毎日決まった時間に起き、

決まった道を歩き、

決まった場所へ行き、

スマートフォンを見て、

決まった時間に帰る。

そう考えると、

NPCを探しているプレイヤーだと思っていた自分も、誰かから見ればNPCです。

では、本物のプレイヤーとは何なのでしょうか。

突然予定を変更する人でしょうか。

道を間違える人でしょうか。

目的もなく寄り道する人でしょうか。

それとも、

「この世界、NPCだらけじゃない?」

と考えてしまう人でしょうか。


NPCを探しに行こう

というわけで、街を歩くときは少しだけ周囲を観察してみましょう。

イヤホンをしたまま、目的地へ一直線に歩く人。

駅員さんの放送が流れているのに、スマートフォンを見ながら来ない電車を待つ人。

角を曲がった瞬間に消える人。

もしかすると、あなたの街にもNPCがいるかもしれません。

あるいは、

あなた自身がNPCなのかもしれません。


たぶんフィクションです。

コメントに目撃談をお願いします。ただし、死角で消えたのを確認してください。また、NPC判定方法を探しています、そこの注意ですが、視覚外に入れるとデスポーンの可能性を考慮して設計してください

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