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Node.js + ExpressでTwitterBot作成 #1 『事前準備』

Last updated at Posted at 2022-12-01

はじめに

Node.jsとExpressを使ってツイッターのbotを作ってみたので作成手順をメモしておきます。
仕様等は以下の通りです。

Botの仕様

  • サッカーネタの100RT以上のツイートを自動でリツイートする
  • 同一ソースで別ジャンル(野球、プログラミングなど)のBotも作成可能にする

開発理由

  • サッカーやプログラミングなど、興味のある分野でバズっているツイートを見逃さないため

BotのTwitterアカウント

https://twitter.com/foot_rt_bot (ジャンル:サッカー)

環境

  • 言語: Node.js (v18.12.1)
  • フレームワーク: Express
  • DB: SQLite
  • ORM: Prisma
  • Twitter操作用ライブラリ: node-twitter-api-v2
  • IDE: VSCode

ソース

 

Node.jsのインストール

まずは公式サイトからNode.jsをダウンロードしてきてインストール。

インストールが完了したら "node -v"でバージョンを確認。

node -v
>> v18.12.1

続いてExpressのフォルダ生成用のexpress-generatorをインストール。

sudo npm install express-generator -g

インストール後、プロジェクト用のフォルダを作成します。
オプションに"-e"を付けることでテンプレートエンジンにejsを使用できます。

npx express -e FootRTBot

以下のような構成でフォルダが作成されました。

package.jsonを見ると以下のようになっています。

このライブラリをnpmでインストールします。

cd FootRTBot
npm install

インストール後、npm startでサーバが起動します。

npm start

ブラウザを起動し、localhost:3000 にアクセス。Expressのページが表示されることを確認します。

 

Prismaをインストール

ORM用のライブラリ、Prismaをグローバル環境にインストールします。

sudo npm install prisma -g

プロジェクトのフォルダ内で以下コマンドを実行し、初期化処理を実行。

prisma init

プロジェクトフォルダ内に「prisma」フォルダとschema.prismaファイル、非表示ファイル「.env」が生成されました。

このファイルにDB情報を記述していきます。
デフォルトではPostgreSQLを使用する設定になっているのでSQLite用に書き換え。

.env
DATABASE_URL="file:./data.db"
schema.prisma
generator client {
  provider = "prisma-client-js"
}

datasource db {
  provider = "sqlite"
  url      = env("DATABASE_URL")
}

DBのスキーマ情報もこのファイルに定義していくことになりますが、それは後ほど記載していきます。

 

TwitterAPIの使用準備

続けてBotで使用するTwitterアカウントの用意に入ります。
TwitterAPIを使用する場合、以下の手順が必要です。

TwitterAPI使用時の申請手順

  • Twitterアカウントの作成
  • プロフィールで電話番号の入力
  • APIの申請
  • キーを生成
  • Elevated accessの申請(APIv1.1を使用する場合のみ)

 
まずはTwitterアカウントを作成し、電話番号をアカウントに紐付けます。
その上で以下からサインアップし、APIを申請。

続けて、ProjectのDashboardに移動し、「User authentication settings」からEditを選択。

以下のように入力。

  • 「App permissions」 … "Read and Write"
  • 「Type of App」 … "Web App, Automated App or Bot"
  • 「CallbackURL、WebSiteURL」 … "https://twitter.com/"

これでAPIに必要なClientID、ClientSecretが発行されるので忘れずにメモします。
続けて、Dashboardの「Keys And Tokens」から「Access Token and Secret」を生成し、メモしておきます。
APIv2を使用する場合はここまでの手順でOKです。

ただ、APIv1.1を使用したい場合は「Elevated access」の申請が必要です。
今回はTwitterのトレンドを取得したい処理があり、トレンド用のAPIはv1.1にしか用意されていないので申請します。
以下の手順を参考に申請させていただきました。

 

node-twitter-api-v2をインストール

TwitterAPIをOAuthで直接叩くのは大変なので、ライブラリ「node-twitter-api-v2」を使用します。
こちらはTwitterAPI Ver1、Ver2の両方に対応しており、ドキュメントも充実しています。

以下コマンドでインストールを実行。

npm i twitter-api-v2

 

log4jsのインストール

ログ出力用のライブラリ、log4jsをインストールします。

npm install log4js

 

これで事前準備が終わりました。
次に実装に移ります。

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