前置き
最近,プログラミング等の勉強をするモチベーションが高いため,自分が書いたソースコードを,しっかり管理していきたいと感じた。
仕事ではPerforceやSubversionといったバージョン管理システムを使用してきたが,
これからの時代はやはりGitを使えるようにしていくべきだと感じ,Gitの環境を構築することとした。
環境
OS:Windows10
Git:2.28.0
Gitのインストール
まずは,以下のGit公式サイトからインストーラをダウンロードする。
ダウンロードしたインストーラを起動。
1.ライセンスについて表示されるので,内容を確認し「Next」をクリック。
2.インストール先を聞かれるので,特にこだわりがなければデフォルトのまま「Next」をクリック。
3.インストールするコンポーネントの選択。どうやらデフォルトでも良さそうなのでそのまま「Next」をクリック。
・[Additional icons]
On the Desktop:デスクトップにアイコンを配置
・[Windows Explorer integration]:コンテキストメニューにGitの起動メニューを追加する
Git Bash Here:Gitの操作にCUIのような黒画面を使う。
Git GUI Here:Gitの操作に一般的なWindowsアプリケーションのような画面を使う。
・[Git LFS(Large File Support)]:Git LFS拡張機能。
・[Associate .git* configuration files with the default text editor]:Git設定ファイルをテキストエディタで開く。
・[Associate .sh files to be run with Bash]:.sh(バッシュファイル)をGitのバッシュで実行する。
・[Use a TrueType font in all console windows]:TrueTypeフォントをコンソールで使用する。
・[Check daily for Git for Windows updates]:Gitの更新を毎日チェックする。
4.スタートメニューに追加するかの設定。デフォルトのまま「Next」をクリック。(不要な場合は「Don't create a Start Menu folder」にチェック。)
5.使用するエディタの設定。私の環境では「Use Visual Studio Code as Git's default editor」をチェックし,「Next」をクリック。
6.PATHの環境設定。Gitコマンドをコマンドプロンプトでも使用可能とするかの設定らしい。一番上をチェックし,「Next」をクリック。
・「Use Git from Git Bash only」:GitコマンドをGit Bashのみで使用する。
・「Use Git from the Windows Command Prompt」:Gitコマンドをコマンドプロンプトで使用可能とする。
・「Use Git and optional Unix tools from the Windows Command Prompt」:Gitコマンド及びUnixコマンドをコマンドプロンプトで使用可能とする。
7.暗号化通信ライブラリの設定。よくわからないのでデフォルトの「Use the OpenSSL library」のまま「Next」をクリック。
8.改行コードの自動変換設定。ここがどうやらかなり厄介らしい。今回は真ん中をチェックし,「Next」をクリック。
・「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」:チェックアウト時に改行コードをLF→CRLFに変換し,コミット時にCRLF→LFに変換する。
・「Checkout as-is, commit Unix-style line endings」:チェックアウト時に改行コードをそのままにし,コミット時はCRLF→LFに変換する。
・「Checkout as-is, commit as-is」:改行コードの変換は行わない。
改行コードについては,下記記事に詳しく書かれていた。
・気をつけて!Git for Windowsにおける改行コード @uggds さん
https://qiita.com/uggds/items/00a1974ec4f115616580
・Windowsでgitの改行コード設定(Git for Windows)@kouares さん
https://qiita.com/kouares/items/720d377c83cf75aea027
9.GitBashの仮想ターミナルに何を使うかの設定。今回はデフォルトのまま「Next」をクリック。
・「Use MinTTY(the default terminal of MSYS2)」:ターミナルとしてMinTTYを使用する。
・「Use Windows' default console window」:ターミナルとしてデフォルトのコンソールを使用する。
10.git pullするときの動作設定。よくわからないのでデフォルトのまま「Next」をクリック。
・「Default(fast-forward or merge)」:git pull --ff が実行される。
・「Rebase」:git pull --rebase が実行される。
・「Only ever fast-forward」:git pull --ff-only」 が実行されます。
11.資格証明書の設定?よくわからないのでデフォルトのまま「Next」をクリック。
※調べてみたけどよくわからなかったので,また後日追記したい...
・「None」:
・「Git Credential Manager」:
・「Git Credential Manager Core」:
12.拡張オプションの設定画面。デフォルトのまま「Next」をクリック。
・「Enable file system caching」:ファイルシステムのキャッシュを有効にする。
・「Enable symbolic links」:シンボリックリンクを有効にする。
13.実験オプションの有効設定。デフォルトのチェックなしのまま,最後に「Install」をクリック。
・「Enable expermental support for pseudo consoles」:Git Bash上でNodeやPythonのプログラムが動作する。(バグがあるらしい。)
初期設定
インストールが無事完了したら,Gitの初期設定を行う。
1.Git付属の「Git Bash」をクリックしコンソールを起動する。
(※ユーザ名は隠しておきます。)
2.次にユーザ名を以下のコマンドにて設定
$ git config --global user.name "ユーザー名"
3.メールアドレスを以下のコマンドにて設定
$ git config --global user.email "メールアドレス"
今回のまとめ
これでとりあえずインストールと初期設定が完了。
インストール手順だけでもかなり長くなってしまった。(※こんなに設定多いとは思っていなかった...)
GitHubとの連携は次回以降にまとめていこうと思う。