皆もすなるQiitaといふものを、儂もしてみむとてするなり。
と言う訳で、こん**は!はなっち!です。
★★★この記事はUiPathブログ発信チャレンジ2021サマー、7/24の記事です。★★★
今回は、ちょっとしたシリーズです。UiPathを使うに当たって、UiPathの機能ではなく、コンピュータ言語を使う上での基礎知識を展開していこうと思います。
回数が分かっている繰り返し(For)
お財布の中の10円玉を積み上げてみてください。その中に、令和に発行された硬貨は何枚あるでしょうか?
さて、どうやりますか?積み上げた、すべての硬貨を、一枚一枚、確認していきますね?
このように、予め枚数が分かっている積み上げた硬貨を一枚一枚確認していくような処理、
処理を何回も行う事を、「繰り返し」と言います。
繰り返しは、以下のようなフローチャートになります。
積み上げた硬貨【すべてを確認しおわるまで】、以下の動作を行う。
1)硬貨を手に取る
2)発行年が見える面にする
3)令和ならカウントアップ
4)確認した硬貨を脇に置く
5)1)に戻る
UiPathでは、回数が分かっている繰り返しには下の二つがあります。
「繰り返し(コレクションの各要素)」アクティビティ(For Each)
「繰り返し(各行)」アクティビティ(For Each Row)
「繰り返し(コレクションの各要素)」アクティビティは、コレクションを対象にしたものです。
コレクションとは、同じ属性の変数をまとめて管理できるようにした変数です。
コレクションの例
・あるフォルダのファイル情報(String[])
・データテーブルの列情報(DataColumn.Count)
「繰り返し(各行)」アクティビティは、DataTableの行に特化したアクティビティです。
データテーブルを指定することで、簡単に全行を対象に処理する事ができます。
「繰り返し(コレクションの各要素)」アクティビティで代用も出来ますが、事前に用意されているのでそちらを使いましょう。
コレクションの例
・データテーブルの行情報(DataRow)
おわりに
いかがでした?
繰り返しも、代入、条件分岐に続いて使用率が高いと思っています。4人掛けの机にマットを敷く、1~12チャンネルをザッピングするなど、繰り返しは無意識に行っているんです。
是非UiPathでのロボ開発の一助になればと思っています。
ありがとうございました!