この記事は、ラクスパートナーズ AdventCalendar 2025の7日目の記事です。
(個人で25日連続投稿にチャレンジ中のカレンダーになります)
本日はVoltaについてまとめようと思います。
Voltaとは?
Voltaは、Node.jsやnpm、yarnのようなパッケージマネージャーなどのJavaScriptツールのバージョンを管理するツールです。
以下のような特徴があります。
インストールする速度が速い
Rustで開発されているため、JavaScriptツールのインストール速度が高速です。
プロジェクトごとにバージョンを自動で切り替える
複数のプロジェクトで開発するとき、Node.jsやJavaScriptツールのバージョンをプロジェクトごとに自動で切り替えてくれます。
クロスプラットフォームに対応している
Windows、Mac、Linuxいずれも対応しているため、どのOSでも同じように使用できます。
インストール
macOSやUnix系の場合は以下のコマンドを実行します(パスも自動的に通してくれます)。
curl https://get.volta.sh | bash
Windowsは以下です。
winget install Volta.Volta
volta -vでvoltaのバージョンが表示されれば、インストール完了です。
基本的な使い方
JavaScriptツールのインストール方法
JavaScriptツールをインストールするには、volta installコマンドを使用します。
volta install node@22.5.1
上記のように ツール@バージョンとすれば、任意のバージョンでインストールすることができます。
最新版をインストールしたい場合は@latestを指定します。
volta install node
上記を実行した場合は、指定したツールのLTS版を自動でインストールします。
volta install node@22
このように正確なバージョンを指定しなくても、プロジェクトにあった適切なバージョンを自動でインストールしてくれます。
また、インストールしたNode.jsやJavaScriptツールを確認するには、volta listコマンドを使用します。
volta list node
volta list npm
// 以下の場合はインストール済みのものを全て表示
volta list all
ツールのアンインストール方法
ツールをアンインストールしたい場合は、volta uninstallコマンドではなく、rfコマンドを使う必要がありそうです(volta uninstallはnpmパッケージにしか対応していない?)。
そのため、特定のバージョンのNode.jsやnpm、yarnを削除したい場合は、以下のコマンドを実行します。
rm -rf ~/.volta/tools/image/node/12.22/
また、Volta 0.9.0以降なら、パッケージマネージャーを使用して
npm uninstall --global
yarn global remove
でパッケージをアンインストールすることができるそうです。
NOTE
As of Volta 0.9.0, you can also uninstall a package using your package manager with npm uninstall --global or yarn global remove
バージョンの固定化
特定のバージョンのNode.jsやnpm、yarnをプロジェクトに固定化させたい場合は、
volta pinコマンドを使用します。
volta pin node@20.16
volta pin yarn@1.19
また、プロジェクトのpackage.jsonに以下のような設定を追加することで、npm installを実行したときに自動で指定したバージョンのツールをインストール&切り替えしてくれます。
"scripts": {
(省略)
},
"volta": {
"node": "20.16.0",
"yarn": "1.19.2"
}
まとめ
- 速い!
- OS関係なく全員同じ環境で開発できる!
- プロジェクトの違いを気にせず使える!
今回はそんな三拍子が揃ったVoltaを紹介させていただきました。
Node.jsやnpmのバージョンのことを忘れて開発に集中できる良いツールだと思いますので、よければ導入を検討してみていただけますと幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。