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WSLで環境分離して安全に検証:Claude CodeでMiniMax M2.5を動かす

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Claude CodeでMiniMax M2.5を使いたかったので、忘備録としてまとめます。
「Claude CodeにMiniMaxを入れて動かす」「Claude環境変数と衝突しないように分離運用する」「カスタムモデル扱いで一部機能が制限される」あたりが分かればOKです。

この記事の対象者

  • WSL(Ubuntu)で Claude Code を使っている
  • Claude(Anthropic)以外のモデル(MiniMax M2.5)を Claude Code 経由で試したい
  • APIキーや環境変数の衝突でハマりたくない
  • 個人開発用途で「機密/個人情報を投げない」前提で運用する

環境

  • Windows 11 + WSL2
  • Ubuntu 24.04(WSL)
  • Claude Code(CLI)インストール済み
  • (任意)Codex CLI も使う想定
  • MiniMax Coding Plan 契約済み(APIキー取得済み)

※ MiniMaxは中国系クラウドAPIです。個人情報・機密情報は入力しない運用に寄せるのが無難です(企業導入は自己責任)。

手順

0. WSL2 + Ubuntu 24.04 を用意する(WSL未導入の人向け)

すでに WSL + Ubuntu がある人は この章は読み飛ばしOK。

0-1. WSL をインストール(Windows 11 / 管理者PowerShell)

Microsoft公式の推奨手順は wsl --install です。

wsl --install

実行後、再起動を促されたら再起動

初回起動時に Ubuntu が起動し、Linuxユーザー名/パスワードを作成します

0-2. Ubuntu 24.04 を入れる(すでに入っている場合はスキップ)

Ubuntu公式は Ubuntu 24.04 の WSLイメージ(.wsl)を配布しており、wsl --install --from-file でも導入できます。

すでに Ubuntu が入っていて 24.04 でない場合は、以下のどちらかで整えます

  • 方法A:新しい Ubuntu ディストリを追加で入れる(おすすめ)
  • 方法B:今のUbuntuを使い続ける(この記事の本質には影響しません)

1. MiniMaxのCoding Planを契約してAPIキーを用意する(なぜ:Claude Code側に渡す認証情報が必要)

  • MiniMaxのサブスク登録(Coding Plan)
  • Coding Plan の API Key を取得

⚠️ APIキーは絶対にコミットしない(Git管理対象に置かない / スクショに映さない)。

参考:
https://www.minimax.io/
https://platform.minimax.io/docs/coding-plan/intro


2. (推奨)WSL/Ubuntuを分ける(なぜ:Claude用とMiniMax用の環境変数が衝突しやすい)

私は検証用に WSLを2つ用意して分離しました。

  • WSL-A:Claude Code + Codex(普段のClaude運用)
  • WSL-B:Claude Code(MiniMax設定)+ Codex(MiniMax設定)

1つのWSLでもできますが、環境変数が残って「意図せず別プロバイダに飛ぶ」事故が起きやすいです。
検証目的であれば、分離が一番ラクでした。

分離できない場合は、direnv や起動用スクリプトで “プロジェクト単位で env を切り替える” のでも回避できます。


3. MiniMax側のAnthropic互換エンドポイントをClaude Codeに設定する(Claude Codeが参照する接続先をMiniMaxにする)

3-1. 【重要】既存のAnthropic環境変数を外す(envが残るとMiniMax設定より優先される)

MiniMax公式でも「Claude関連の環境変数を外す」指示があります。

  • ANTHROPIC_AUTH_TOKEN / ANTHROPIC_BASE_URL は最低限外す
  • ANTHROPIC_* が残っていたら要注意(env が settings.json より優先される)
# 既存のAnthropic設定が残っていると、settings.jsonより優先されて事故るので消す
unset ANTHROPIC_AUTH_TOKEN
unset ANTHROPIC_BASE_URL

✅ 確認(空になっていればOK)

printenv | grep -E '^ANTHROPIC_' || true

3-2. ~/.claude/settings.json を作成/編集する(Claude Codeが参照する設定ファイル)

ファイルパス
~/.claude/settings.json

記載内容(コピペ可)
<MINIMAX_API_KEY> は自分のものに置き換えてください。

mkdir -p ~/.claude
nano ~/.claude/settings.json
{
  "env": {
    "ANTHROPIC_BASE_URL": "https://api.minimax.io/anthropic",
    "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "<MINIMAX_API_KEY>",

    "API_TIMEOUT_MS": "3000000",
    "CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC": "1",

    "ANTHROPIC_MODEL": "MiniMax-M2.5",
    "ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL": "MiniMax-M2.5",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL": "MiniMax-M2.5",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "MiniMax-M2.5",
    "ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "MiniMax-M2.5"
  }
}

MiniMax-M2.5-highspeed も Anthropic互換で利用可能(速度優先の場合)。

✅ 中国リージョン向けのURLも別で案内があります(必要なら公式参照)。
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN / ANTHROPIC_BASE_URL環境変数の方が優先されます(なので 3-1 が重要)。


3-3. Claude Codeを起動する

claude

初回はフォルダの信頼確認(Trust This Folder)などが出るので、必要に応じて許可します。


4. 動作確認

本当に MiniMax にリクエストが飛んでいるか確認します。
「小さいプロンプト」でまず確認します(APIキー漏洩防止&課金事故防止)。

例:

  • 「このリポジトリ構成を見て、READMEの改善点を箇条書きで出して」
  • 「この関数のバグを指摘して修正案を出して」

⚠️ ここで機密が混ざると一発アウトなので、最初はダミーや公開情報だけにします。

(補足)Claude Codeの /status などが期待通りに出ない

カスタムモデル扱いになるため、/status 等の表示が純正 Anthropic のときと一致しない/一部コマンドが制限される場合があります。


5. 日本語Plan → 英語実装という分業

MiniMax M2.5 は多言語対応ですが、私はコーディングの指示は英語の方が安定する場面がありました。なので「日本語でPlan→英語で実装」を検討しています。


6. Codex CLI でも MiniMax M2.5 は使える(= Claude Code 以外にも対応)

MiniMax は Claude Code だけでなく、Codex CLI でも利用できる公式手順を公開しています。
私は普段の運用が「Claude Code + Codex」の組み合わせに慣れているため、MiniMax でも同じ体験に寄せられるかを検証しました。

公式手順:
https://platform.minimax.io/docs/coding-plan/codex-cli

※ Codex CLI はバージョン指定(0.57.0)が推奨されているので、公式の指示に従うのが無難です。

まとめ

  • Claude Codeは、MiniMaxの手順どおりに Anthropic互換エンドポイントを設定すれば M2.5 を使える
  • ただし 環境変数の衝突が最大の敵なので、検証目的であればWSL分離が効く
  • カスタムモデル扱いのため /コマンド等が一部制限されることがある
  • 入力は公開情報・ダミーデータに限定して、個人開発用途で安全に運用するのが無難

以上。

参考

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