この記事の対象読者
- RustをVisual Studio 2026で使いたい方
Visual Studio 2026のビルドの仕組み
Visual Studio 2026(以下VS)は、MSBuildというCUIのビルドエンジンがビルドを行っています。ですので、ソリューションのプログラム群は、実はコマンドラインからでもビルド出来ます。MSBuildはXMLフォーマットファイル用のメイクプログラムです。一方、VSのGUIの一つにソリューションエクスプローラーというのがあります。これは、MSBuildが読み込むXMLファイル群を独自に読み込んで、GUIに変換してプロパティ項目を表示しています。ですから、独自にプロパティ項目をXMLに定義して表示する事も可能だと思われます。
しかし、実用的な設定を出来るようにするのであれば、「VSIX extension」を使ってVSのUIやMSBuildと連携できるパッケージを作るのが正道でしょう。
簡易的な設定
この記事で紹介するのは簡易的な設定です。cargoコマンドが使える程度でtomlは自分で設定する事になります。ソリューションエクスプローラーのプロパティも、デフォルト値からの変更が必要になる場合もあります。
事前準備
- Rustのインストール
Rustのインストールをしておきます。cargo init等のコマンドが動作する事。 - VSワークロードのインストール
「C++によるデスクトップ開発」をインストール。
- 「rust.props」のダウンロード
下記のURLから「rust.props」をダウンロード。
https://github.com/NewGoldSmith/rust_props
実作業
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VSを立ち上げプロジェクトテンプレート検索ボックスに「メイクファイル」と打ち込み検索する。「メイクファイル プロジェクト」というテンプレートが表示されるのでそれを選択。

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ここで、コマンドプロンプトをプロジェクトのディレクトリをカレントディレクトリにして、
cargo initとコマンドを打ちます。PS G:\src\rust_solution\rust_project> cargo init Creating binary (application) package note: see more `Cargo.toml` keys and their definitions at https://doc.rust-lang.org/cargo/reference/manifest.html -
VSのメニューから「表示->その他のウィンドウ->プロパティマネージャ」を選びます。

「既存のプロパティシートの追加」で、ダウンロードしておいたrust.propsを選択します。 -
プロジェクトのプロパティページを開くとこんな感じになっています。
終わりに
この記事が閃きのきっかけになれば幸いです。










