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vim の マクロ記録、閲覧、削除

Last updated at Posted at 2016-05-22

背景

vimをあまり使っていなかったので、マクロの使い方がよく分からなかったのですが、基本的な使い方が分かったので備忘録として残します。

マクロとは

vimには打ち込んだコマンド(命令)の集合を保存して、何度も繰り返すなどできるマクロ機能があります。

マクロの記録

ノーマルモードの状態で、「qとアルファベット1文字(マクロ名)」を入力するとマクロが記録され、「q」で記録を終了します。
例) qa → マクロの記録 → q

マクロの記録では、例えば 「i hoge esc」 と入力すると、「挿入モードへ切り替え、hogeと入力して、ノーマルモードへ変わる」というマクロを記録できます。

記録したマクロはノーマルモードで例えば 10@a (:は入りません)と入力することで 10回 aというマクロを実行します。
(上記の例では、10回 hogeと入力します)

*vim初心者の僕は、よくノーマルモードの時に知らず知らず 「qw」などを押してしまい、何度も誤ってマクロを記録していました(突然、recoringと出て焦るという...)

マクロの閲覧

マクロはいくつも記録しておくことができ、閲覧するためにはノーマルモードで :reg と入力します。

スクリーンショット 2016-05-22 14.20.46.png

マクロの削除

記録したマクロの中で、不要になったものはノーマルモードで例えば qa q と入力して上書きしてしまうか、:let @a=''と入力して消すことが可能です(ただし''はそれぞれシングルクォーテーションであることに注意してください) 。
消されたマクロはvimを再起動すると何も登録されていない状態になります。:reg で確認してみましょう。

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