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【自戒】開発歴2年半で痛感した、チーム開発を壊さないための『暗黙のルール』

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はじめに

「これってどうなってるの?」「その言い方はないんじゃない?」
チーム開発では、時々このようなコミニケーションエラーが発生します。報連相や気遣いの不足によって、他のチームメンバーの気を悪くしてしまったり、認識の齟齬が生まれてしまったりするケースが多くあります。

この記事では、私が開発を始めて2年半、ハッカソンやコンテスト、チーム開発での失敗を通じて学んだ「チーム開発を円滑に進めるためのマナー(暗黙の了解)」をまとめました。

大前提

大前提として、開発、特にチームでの開発では楽しむことが一番大事です。やる気がなかったり、苦しい状態がチームメンバーに伝わってしまうと、発言しにくくなったり、他のメンバーも楽しく無くなってしまったりなど、チーム内の空気が一気に悪くなってしまうため、なるべく楽しく思えるような開発環境を整えましょう。(仮に楽しくなかったとしても、なるべく表に出さないようにしましょう)

「こう思ってた」は禁止

「やっぱりそうなるよね」「私もそんな気がしてた」

こういった発言、一度は耳にしたことがありませんか?そしてその時、あなたはどう思ったでしょうか。

「なら、思ったその時に言って欲しかった...」

こう思う人も少なくないでしょう。「こう思ってた」というセリフは、他メンバーの気を大きく悪くしてしまうのです。そして、この言葉は他メンバーの気を悪くしてしまう以外にも、その時発言していたら回避できた損害も回避できなくなる、という問題を抱えています。これはイメージできる人も多いのではないでしょうか。その時伝えなかったということは、重大な損害を生み出す可能性があることに気づいていながら、それを見過ごしたということであり、これはなるべく避けなければなりません。では、これを避けるためにはどうすれば良いでしょうか。

それには、発言しやすい環境を整えることが大切なのではないでしょうか。
具体的には以下の通りです。

  • 発言していない人がいないか気を配る(いたら話題を振る)
  • 楽しい雰囲気作り(大前提の部分とつながります)

自分だけでもこの点を意識しておくと、こう思ってたという言葉は出てきにくいと思います。

返信・リアクションはなるべく早く返す

1度のやり取りに時間をかけていると、やり取りを完遂させるのにとてつもない時間がかかります。なるべく早く返すようにして、お互いにとってストレスフリーな環境を作っていきましょう。

できるだけ何かしらのリアクションを返すようにする

開発時のチャットツールとしてよく用いられるDiscordには、LINEのような既読機能がありません。ですので、送った側は「これちゃんと読んでくれてるのかな...」と不安になることも少なくありません。リアクションだけでもいいので、自分に関係あるようなメッセージには反応しましょう

人格を否定せず、事象(コト)について議論する

「そんなことないんじゃない?」「いや、それは~だから」

こういった意見が出てくることも少なくないのではないでしょうか。人格を否定な意見は楽しい雰囲気を壊すだけでなく、せっかく整えた「発言しやすい環境」を壊しかねないです。人格を否定するような発言はなるべく控えて、物事について議論しましょう。

討論で熱くなった時には仲直り

議論を進めていくと、つい熱くなってしまうこともあると思います。そういう時は、会議が終わってから出大丈夫なので、ちゃんと仲直りしましょう。意外とこういう細かい点が、楽しい雰囲気を作り出していくのです。

躓いた時にはなるべく早く相談する

アイデア出しから開発まで、躓く要素は山ほどあります。中には、一人で抱え込んでも解決できないようなものまで出てくることもあると思います。こういう時にはなるべく早く相談するようにしましょう。

と言っても、「相談する基準が分からない」「いつ相談すればいいのか分からず、結局抱え込んでしまう」というようなこともあるでしょう(私も最近までその状態でした)。そういう時は、自分なりの基準を設けておくことをお勧めします。

例えば、

  • 15分考えて分からなかったら相談する(Googleの人工知能チームが採用しているらしい)
  • 調べていても新しい資料が見つからなくなってきたとき(既存の資料を調べつくしたとき)

とかでしょうか。15分ルールは有名な方法ですから、採用している人も多い気がします。
ですが、ここでこのような意見を持つような人もいるのではないでしょうか。

「こんな初歩的な質問で大丈夫かな...」「どうやって質問したらいいのかな...」

そういった方たちには、こちらの記事がお勧めです。質問相手への配慮や質問の仕方などが分かりやすく書かれています

[研究室向け]なぜ君はソースコードのエラーを自分で解決できないのか?

積極的に発信する

例えばDiscordですと、(ユーザー名)_timesというチャンネルがあると思います。ここに気軽に情報を発信していきましょう。例えば、今の進捗、悩んでいること、飯テロなど... サーバーのルールによりますが、雑談などなんでもOKなところには、気軽にいろいろ書きこんでいっていいと思います。これによって、チームが活性化するだけでなく、他のメンバーが自分の状態を確認できるなど、利点もいっぱいあります!ぜひ書き込んでいきましょう!

おわりに

私が普段から気にしていることをざっと書いてみました。どれも細かくて当たり前のように感じる点ですが、集中しているとつい抜けてしまいがち。楽しく効率的に企画・開発を進めていくにはかなり大切なので、みんなで協力していきましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました!楽しい開発ライフを過ごしていきましょう!

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