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Intune を使ってPCに 事前共有キーのWifi のプロファイルを配布する

Last updated at Posted at 2018-07-27

はじめに

Intuneを利用してMDM管理されたWindows 10 に事前共有キーを使用したWifiのプロファイルを配布します。
ネットワークに接続されているコンピューターから設定を吸い上げて配布します。
今回はカスタムプロファイルを利用します。

参照元
https://docs.microsoft.com/ja-jp/intune/wi-fi-profile-shared-key

Wifiプロファイルの作成

まずプロファイルを吸い出すために、Wifiネットワークに事前共有キーで接続しているPCを準備します。
エクスプローラでc:\ProgramData\Microsoft\Wlansvc\Profiles\Interfaces\ {guid}を開きます。
そうすると過去に接続したWifiプロファイルが出てきます。

キャプチャ100.JPG

この中から配布したいプロファイルを探します。中はXMLファイルなのでプレビューできます。
矢印のようにプロファイル名が入っていますので、どのWifiのプロファイルか判断できます。

共有キー部分が暗号化されていますので、このまま配布しても正常には動きません。
XMLファイルを開いて共有キーを記載します。

の部分がTrueになっていると暗号化されていることになるので、ここをFalseに変えます
またの値を16進の共有キーに変更します。(下図はサンプルです)
<変更前>
スケッチ.png
<変更後>
スケッチ001.png

Intuneを使ったプロファイルの配布

カスタムプロファイルを利用して先ほどの設定を配布します。
1. Azureの管理ポータルを開きます
2. [Intune]、[デバイス構成] 、[プロファイル] と進みプロファイルの作成を選択します。
3. [名前]、[説明]に適切な内容を記述し、プラット―フォームは ”Windows 10 以降”、プロファイルは ”カスタム”を選択します。[Oma-URIのカスタム設定]ブレードで”追加”を選択します
スケッチ002.png
4. 行の追加ブレードで次のように入力します
 [名前]、[説明]に適切な内容を記述します。
 [OMA-URI]に[./Vendor/MSFT/WiFi/Profile/<プロファイル名>/WlanXml]
 プロファイル名はXMLののの値と合わせます
 [データ型]に文字列を選択します
 [XML]に上記修正XMLファイルの内容を入力します
キャプチャ001.PNG
5. OKを選択し確定します
6. 必要に応じて項目を追加します
 image.png
7. 作成したプロファイルを割り当てしてユーザーに配布します
キャプチャ002.PNG

確認

プロファイルが配布されたことを確認します
このWifiプロフィルだけは配布が成功しても管理画面でエラーで表示されます。
キャプチャ003.PNG

そのため配布されるかどうかは端末で確認します
一番簡単な方法はWifiの先にありましたプロファイルが格納されているフォルダを確認する方法です。ここに新しいファイルができていれば正常にプロファイルが適用されています。

まとめ

Intuneを利用したPCへの事前共有キー型のWifiプロファイルの配布方法を紹介しました。
今後ほかのデバイスへも配布してみたいとおもいます。
ご指摘などありましたらお寄せください

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