注釈
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はじめに
先日、AWS Solution Architect Associate に無事合格しました。
文系出身SEで、プログラムもまともに書けないど素人(ましてや基盤知識なんて皆無)ですが、
そんな私でも、一発合格できたので、学習時間や使用した教材、学習方法を共有したいと思います。
合格するために使用した教材
- テキスト:AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
- Udemy:これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
- Udemy:【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- black belt
- AWS 公式模擬試験サンプル
##学習時間
- 平日:業務後毎日1~3時間(平均2時間程度/日)
- 休日:3~6時間(平均4時間程度/日) ※試験直前は6時間やってました
上記を2ヶ月続けました。
AWSを業務で使用されている方や、インフラエンジニアの方などは、
こんなに勉強しなくてもSAAは取得できると思います。
私は、そもそもインフラの知識がありませんので、SAAの試験勉強をしつつインフラ周りの用語や概念を理解したので学習時間が長めです。
学習方法
学習の大まかな流れは以下の通りです。最初の2週間を無駄にしたような。。いや無駄ではないと思いたい。
最初の1~2週間でテキストを通読
⇩
模擬試験を解いてテキストだけでは無理だと気づく
⇩
Udemyの講座が良さそう
⇩
Udemy+Black Belt が最強と気づく
⇩
最後の1ヶ月は、模擬試験の反復
###1. テキストを通読
まずは、テキストをざっと読んでSAAで問われるサービスの概要を理解しました。
テキストは、AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版を使用しましたが、オススメ度はあまり高くないです。
模擬試験を解くとわかるのですが、試験で問われるような内容があまり記載されていません。
(最初は、模擬試験の正答率が低く焦りました。)
ですのでこちらの教材は、右も左もわからない方向け、サービスの大枠を掴みたい方向けのテキストと言えるでしょう。
2. Udemy講座で手を動かして学ぶ
テキストだけでは、合格できそうにないと感じたので、
Udemyで、これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)を購入しました。(※AWS認定試験取得を推奨されている会社であれば、負担してくれるかも。)
この講座で習得できるポイントをざっくりまとめると
- ハンズオンで使用するAWSセットアップが丁寧に解説されている(特にセキュリティ対策は初学者にとってありがたい内容)
- AWSが推奨するWell-Architected Framework に沿って各サービス・試験で問われるポイントの解説、ハンズオン形式での環境構築の実施
- ドキュメントをダウンロードできるので、学習しやすい
- 各セクションにふりかえりの小テストあり
- 最後に3回分の模擬試験あり
この講座すごくオススメです。前述したテキスト購入しなくてよかったやんと思えるくらい内容が充実しています。
資料もDLできるので。
受講する際の注意点は、2つです。
- 動画の作成日を確認しましょう。古すぎるようであれば、black beltで最新の情報をキャッチアップしましょう。black beltは、AWSが公式で公開している資料をまとめたサイトです。PDF、Youtubeどちらでも参照可能です。
- ハンズオン内で作成したリソースの削除を忘れないこと。簡単にリソースを作成することができ、最初はとてもテンション上がりますが、削除し忘れたことが原因で、高額な請求が発生することがある(※)ので注意が必要です。各サービスの料金体系をきちんと学習した上で削除可否を判断することが望ましいです。AWSアカウント作成より12ヶ月間は、無料利用枠が設けられているのでその範囲内で作成すれば課金されることはありませんが、特に使用する予定がないのであればすぐに削除することがオススメです。
(※)ハンズオンの中で、インメモリデータベースのElasti Cacheを使用しますが、無料利用枠が設けられているものの、めちゃくちゃ高額なサービスなので削除し忘れて20万相当の請求が発生している方をお見受けしました。気を付けましょう。。
###3. ひたすら問題をとく
こちらも大変オススメです。ただし、本番試験より難易度高めな問題が多い点だけ注意です。
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
模擬試験を使用したおすすめの学習方法は以下の通りです
- 本番環境同様に140分の時間を確保する
- 悩んだ問題にはチェックをつけて見直しを行う
- 正解、不正解の問題双方の解説を読み、不明な点は調べる(おすすめはblack belt)
- 頻繁にミスする問題や、よく出る問題は、サービスごとにメモでまとめる
black beltは、SAA試験対策に限らず、業務・AWS認定試験の学習でもよく参照することになりそうです。
最後に、各サービスごとによく出る問題をまとめることはとてもオススメです。
サービスの整理につながりますし、直前の見直し資料としても大変有用です。
私は、Notionを使用してまとめました。
自分だけがみるので間違った問題をそのままコピペしたり、よく問われるサービスのポイントをメモしてました。
こんな感じ↓
(上記は、一部ですがメモしすぎて直前に全部見れませんでしたね、、)
##まとめ
試験に合格する知識をつけるためには、数をこなすこと、不明点はblack beltで解決するがベストだと感じました。特に後者を実施することで、業務に活かすことができる汎用的な知識を習得できるのでオススメです。
これから受験される方は頑張ってください!