関連記事
EBAZ4205を使って、FPGAを使ったシステム開発の環境を構築する
EBAZ4205でLinuxを動かして見る
petalinuxをBuildrootでビルドする
はじめに
XilinxのZynqを搭載している基板EBAZ4205を使って、FPGAを使ったシステム開発の環境を構築してみます。
最終的には、Nervesを動作させてる予定です。
まずは、Xilinxのツールをインストールして、動作確認を行います。
参考資料
ツールの役割分担
- Vivado: ハードウエアの設計
xsaファイルを生成 - Vitis: ソフトウエアの開発
xsaファイルを使って、ソフトウエアを開発
ツールをインストールする時は、vitisを含んでいる、vivadoをインストールすると楽です。
最初、含んでないものを入れてその後追加でvitisを入れたので、手順は省略します。
vivadoの動作確認
ハードウエア単体でチップを動作させてみて、動作確認を行います。
ハードウエアの情報を入力する必要があるので、次のリンクを参考にします。
チュートリアル詳しい事を知りたくなったら、後で、次のリンクを参考にします。
vitisの動作確認
これを、vivado 2024.1, vitis 2024.1で出来れば良さそう。
vitisでやってみる。
File -> New Component -> Platform を選択
ebaz4205-test01のフォルダーを選択する
Broesを押して、ebaz4205-test01/design_1_wrapper.xsaを選択する
standalone/ps7_cortexa9_0を選択する
次の画面で、Finishを選択する
次の画面にdriverの表がある。この表の、一番右に、Import Exampleを選択する。
UARTのサンプルを取り込んで、Create Boot ImageでBoot.binを作成する。
作成後、FatでフォーマットしたSDカードにコピーして、Zynqに挿入して起動する。
起動をTFカードに変更して行う必要がある。
起動すると、UARTに出力される。
まとめ
- vivadoでハードウエアを作成
- vitisでソフトウエアを作成
- boot.binを作成して、SDカードから起動し、UARTに出力される事を確認
- visisでは、ARMのコードをクロスコンパイルする環境も含まれていて、ソフトウエアも含めて開発が出来て便利
参考
vitisのチュートリアル
関連記事
EBAZ4205を使って、FPGAを使ったシステム開発の環境を構築する
EBAZ4205でLinuxを動かして見る
petalinuxをBuildrootでビルドする