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#NervesJPAdvent Calendar 2024

Day 8

EBAZ4205を使って、FPGAを使ったシステム開発の環境を構築する

Last updated at Posted at 2024-11-17

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はじめに

XilinxのZynqを搭載している基板EBAZ4205を使って、FPGAを使ったシステム開発の環境を構築してみます。
最終的には、Nervesを動作させてる予定です。

まずは、Xilinxのツールをインストールして、動作確認を行います。

参考資料

ツールの役割分担

  • Vivado: ハードウエアの設計
    xsaファイルを生成
  • Vitis: ソフトウエアの開発
    xsaファイルを使って、ソフトウエアを開発

ツールをインストールする時は、vitisを含んでいる、vivadoをインストールすると楽です。
最初、含んでないものを入れてその後追加でvitisを入れたので、手順は省略します。

vivadoの動作確認

ハードウエア単体でチップを動作させてみて、動作確認を行います。

ハードウエアの情報を入力する必要があるので、次のリンクを参考にします。

チュートリアル詳しい事を知りたくなったら、後で、次のリンクを参考にします。

vitisの動作確認

これを、vivado 2024.1, vitis 2024.1で出来れば良さそう。

vitisでやってみる。

File -> New Component -> Platform を選択

ebaz4205-test01のフォルダーを選択する

Broesを押して、ebaz4205-test01/design_1_wrapper.xsaを選択する

image.png

standalone/ps7_cortexa9_0を選択する

image.png

次の画面で、Finishを選択する

image.png

次の画面にdriverの表がある。この表の、一番右に、Import Exampleを選択する。

image.png

UARTのサンプルを取り込んで、Create Boot ImageでBoot.binを作成する。
image.png

作成後、FatでフォーマットしたSDカードにコピーして、Zynqに挿入して起動する。
起動をTFカードに変更して行う必要がある。

起動すると、UARTに出力される。

image.png

まとめ

  • vivadoでハードウエアを作成
  • vitisでソフトウエアを作成
  • boot.binを作成して、SDカードから起動し、UARTに出力される事を確認
  • visisでは、ARMのコードをクロスコンパイルする環境も含まれていて、ソフトウエアも含めて開発が出来て便利

参考

vitisのチュートリアル

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