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【AWS × Terraform】AWSアカウントの準備

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Last updated at Posted at 2026-06-07

はじめに

この記事ではIaC(Infrastructure As Code) ツールである Terraform を用いて、AWSによるインフラ構築を行うための事前準備について解説します。

前提環境

  • Windows11
  • WSL2( Ubuntu24.04 )

記事の内容

AWSで作業を始める前に、事故が起きない・起こさない土台を作る。
具体的には以下5つを完了させる

  1. アカウント(ルートユーザー)作成
  2. ルートユーザーにMFA設定
  3. IAMユーザーの作成(MFA設定)
  4. AWS Budgets で予算設定

なぜこの準備が重要なのか

AWSは「使った分だけ請求される」サービス。設定を間違えれば一晩で数万円課金されることもある。
そして、ルートユーザー(アカウント作成時のメールアドレス)はAWSの全権限を持つ最強アカウント
これが乗っ取られたら全リソースを破壊・盗難される可能性がある。

だから最初にやるべきは

  • ルートに鍵をかける(MFA)
  • 日常作業は権限を限定したIAMユーザーで行う
  • 予想外の課金が起きたら気づける仕組みを置く(Budgets)

最低限この3点セットが整って初めて、安心してAWSを利用できる。

AWSアカウント準備

アカウント作成

上記のAWS公式サイトからアカウントを新規作成します。

アカウント登録に必要なもの

  • Gmailなどのメールアドレス
  • クレジットカード(又はデビットカード)

ルートユーザーにMFA設定

MFA(Multi-Factor-Authentication) とは多要素認証を意味する
アカウント作成後、このMFA設定を最優先でおこなう

なぜ最優先か
ルートユーザーというのは全権限を持っていて、ここが乗っ取られたらアカウント終了。
不正アクセスにより膨大な額の請求が来ることも。

そんなルートユーザーは現状パスワード1枚で守られている。
MFAを設定すれば「パスワード + スマホのワンタイムコード」の2段階認証になり、
パスワードが漏れても乗っ取りを防げる。

設定手順

  1. ルートユーザーで AWSマネジメントコンソール にログイン
  2. 右上の自分のアカウント名 → 「セキュリティ認証情報
  3. 多要素認証 (MFA)」セクション → 「MFAデバイスの割り当て
  4. デバイス名(任意の文字列)を入力 → 「認証アプリケーション」 を選択
  5. スマホで以下のいずれかをインストール(持っていなければ):
    • Google Authenticator(シンプル)
    • Authy(マルチデバイス対応で便利)
    • 1Password(既に使ってるなら)
  6. アプリでQRコードをスキャン
  7. アプリに表示される6桁コードを連続2回入力(1回目を入力、次のコードが表示されたら入力)
  8. MFA を追加

確認
一度ログアウトして、ルートユーザーで再ログイン → パスワード入力後にMFAコードを求められればOK。

IAMユーザー作成

ルートユーザーは権限が強すぎる。日常作業は権限を絞ったIAMユーザーで行うべき。
万が一そのユーザーの認証情報が漏れても、被害範囲を限定できる。
ルートを使うのは「IAMユーザーでは絶対にできない作業」(サポートプラン変更、アカウント解約など)の時だけ。

手順

  1. ルートユーザーでログイン中のまま、サービス検索で 「IAM」 へ
  2. 左メニュー 「IAMユーザー」 → 「ユーザーの作成
  3. ユーザー名:(任意の文字列)を入力
  4. AWS マネジメントコンソールへのユーザーアクセスを提供する」にチェック
  5. IAM ユーザーを作成します」を選択
  6. パスワード: 「自動生成されたパスワード」 or 「カスタムパスワード
  7. 次へ
  8. 権限のオプション: 「ポリシーを直接アタッチする」を選択
  9. ポリシー検索で AdministratorAccess にチェック
  10. 次へ」 → 「ユーザーの作成
  11. 重要: 表示される「コンソールサインインURL」「ユーザー名」「パスワード」をメモ
    • URLは https://<アカウントID>.signin.aws.amazon.com/console の形式
    • パスワードはこの画面でしか表示されないので注意

IAMユーザーにもMFA設定

  1. 作成したユーザーをクリック
  2. セキュリティ認証情報」タブ → 「MFAデバイスの割り当て
  3. ルートと同じ手順でMFA設定(デバイス名は分かり易く区別)
  4. サインアウトしてIAMユーザーでログイン
  5. サインアウト → 上記コンソールサインインURLからログイン → MFA入力で入れることを確認。

ここから先の作業は全部このIAMユーザーで行います。

AWS Budgetsでコストを管理する

学習中に何かを消し忘れて月数万円という事故を防ぐためにも、必ず設定

手順

  1. IAMユーザーでログイン
  2. サービス検索 → 「Billing and Cost Management」 → 左メニュー 「予算」
  3. 「予算を作成」
  4. テンプレートを使用: 「月次コスト予算」
  5. 予算名: monthly-10usd
  6. 予算額: 10 USD
  7. メール: 自分のアドレス
  8. 「予算を作成」
    これで以下のタイミングでメールが届く:
  • 実績が $8.5(85%) に達した時点
  • 予測で $10超え の見込みになった時点

さいごに

今回はTerraformを用いてAWSによるインフラ構築をするための、アカウント準備行いました!
次回はAWS CLIのセットアップ、Terraformのインストール、State管理・ロック用のS3バケット作成をやってみたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました🔥

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