https://www.zenhub.io/blog/to-do-productivity-feature/
2015/10/20にZenHubのアップデートがあり、ToDoという機能が追加されました。
本記事では、そのToDoについて解説していきます。
ZenHubについて知りたい方は下記を参照してください。
ToDoとは
個人用のタスク管理を可能にする仕組みです。ToDoは、IssuesとPull Requests(以下PRs)を個人のタスクのように管理できるようにする機能です。
要は、このIssueは今日やる、あのPRsはあとでやる。ということを、GitHub上で、わかりやすく管理できるようになります。
ToDoを使う
ToDoに追加する
IssueやPRsに稲妻アイコンが追加されています。それをクリックすると、そのIssuesやPRsが自身のToDoのInboxに追加されます。また、ショートカットも設定されており、ToDoに追加または削除をshift + z
で、ToDoのページに移動するにはz
を押します(ZenHubのZでしょうか......)。
個人的には、追加されたかどうかが微妙にわかりづらいと感じました......
ToDoを確認する
ToDoを確認するには、GitHubの上部にあるツールバーのToDoをクリックします。すると、ToDoのページに遷移し、追加されたIssuesやPRsを見ることができます。
ToDoの画面では、追加したIssuesやPRsがInboxに入っていることを確認できます。それぞれのIssueをクリックするとそのIssueに遷移します。さらに、ドラッグアンドドロップすることができるので、今日対応するものはTodayに移動する、といった使い方をします。
ToDoの項目を完了する
それぞれの項目にあるチェックボックスをチェックすると、その項目を完了することができます。完了した項目はRecently Completedで確認できます。
ToDoのリストを作成する
また、左側の任意の名前のToDoリストを作成(または削除)することができます。Today、Inboxは位置が固定されていますが、自分で作成したToDoリストは上下を入れ替える事ができます。
ToDoを使ってみて
Issuesに付いている稲妻ボタンの見た目のわかりづらさがあるのですが、関わっているリポジトリが多いと、どのIssueから対応していくかの処理順をきめていく必要があります。ZenHubを使っていれば、各リポジトリのBoardsで進捗を管理できますが、あくまでそのリポジトリでの進捗です。そのリポジトリのBoardのPipelineは、プロジェクトメンバーに共有されるものなので、自分の好き勝手にPipelineを追加するわけにもいきません。
しかし、Todoあくまで自分だけのToDoリストです。好きにToDoリストを作って、ToDoを自分のルールで管理できるので、自分の都合がいいように使うことができると感じました。
おまけ
ToDoが追加されるよりも前だとは思うのですが、Pipelineの幅を変えることができるようになっていました。地味に便利です。