短縮URLとは
長いURLを短くしたもの。
長いURL
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%AD%E7%B8%AEURL#%E5%A4%A7%E6%96%87%E5%AD%97%E3%83%BB%E5%B0%8F%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E5%8C%BA%E5%88%A5%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84
短縮URL
https://bit.ly/34wPwhT
URLが長くなる原因
基本的にURLとして使える文字は、英数字と一部の記号のみです1。
英数字以外(日本語など)がURLにあると英数字にエンコードをしなければなりません。
例えば、上記の長いURLは、実際のサイトでは以下の様に表示されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/短縮URL#大文字・小文字の区別が必要である場合が多い
この様に日本語はエンコードされてしまう為、URLが見にくくなります。
しかし、短縮URLを使うとスッキリします。
仕組み
短縮URLサービスを提供している運営元が、実際のURLと短縮したURLを、運営元のサーバーに保存しています。
具体的な流れは図の通りです。
1. 短縮URLを管理している運営サーバーにリクエストを送る。
2. サーバーが実際のURLを返す(レスポンス)。
3. 返ってきたURLにリクエストを送る(リダイレクト)。
メリット
- 見た目がスッキリする(長すぎるURLで画面が埋まらなくて済む)。
- URLをベタ書きしなければいけない際に、デザイン崩れを防止できる。
- 文字数制限のあるSNSやSMSで便利。
- クリック率が上がる(らしい)2。
デメリット
- 実際のURLが分からない為、悪質なサイトかどうかの判断がつかない(具体例)。
- リダイレクトする為、表示が遅くなる。
- 短縮URLのサービスが終了すると、その短縮URLはリンク切れになる34。
- 名刺やチラシなどの紙媒体は、サービス終了に伴う短縮URL変更に対応できない。
- サービスが終了しない限り、作った短縮URLは消えない。
具体例
オススメの短縮URLサービス一覧
これらのサービスはアクセス解析もしてくれる優れものです。
また、Bitlyは世界的に有名ですが、一番悪用されている印象を受けます。短縮URLのデメリットを理解している人だと、Bitlyである時点でクリックしない可能性がありますので、控えた方がいかもしれません。
まとめ
確かに、長いURLが送られてくると「うわっ。。。」ってなりますし、クリックしにくいかもしれません。
しかし、先ほど述べた様にデメリットとして、どんなサイトか分からない という事があります。
フィッシング詐欺や、ブラウザクラッキング、Coinhiveの様なサイトかもしれません。
短縮URLは便利ですが、デメリットも理解して使いましょう!!!
Nortonみたいなセキュリティソフトをブラウザにインストールして使うことをお勧めします!!!
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ピクシブが提供していた短縮URLサービスが終了し、800万以上の短縮URLがリンク切れになった。 http://p.tl/ ↩