以下は、OpenAIが提供する主要なモデルの特徴を整理した表です。モデルの種類、用途、パフォーマンス、対応する機能などを比較しています。
| モデル名 | 用途 | 特徴 | 主な機能 | API対応 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| GPT-4 Turbo | 高度なテキスト生成・分析 | GPT-4ベース、GPT-4より高速でコスト効率が高い | チャット、要約、翻訳、推論、生成 | あり | ChatGPT (有料プラン) で使用可能 |
| GPT-4 | 高精度な自然言語処理 | 高度な推論能力、複雑なタスクにも対応 | 長文生成、複雑な推論、コード生成 | あり | より高コスト、Turbo版より遅い場合がある |
| GPT-3.5 | 高速な応答、軽量処理 | GPT-4に比べてコストが低く、応答速度が速い | テキスト生成、簡易チャットボット | あり | 無料プランのChatGPTで使用可能 |
| DALL·E 3 | 画像生成 | 高解像度の画像生成、テキストプロンプトに基づくクリエイティブな出力 | 画像生成、画像編集（インペインティング） | あり | ChatGPTで直接画像生成が可能 |
| Whisper | 音声認識 | 高精度な音声からテキストへの変換、マルチリンガル対応 | 音声文字起こし、翻訳 | あり | 高精度だがリアルタイム用途には向かない |
| Codex | コード生成 | 複数のプログラミング言語に対応、コード補完やデバッグが可能 | プログラミング支援、コード生成 | あり | GitHub Copilotで広く使用 |
| Embeddings | テキストのベクトル化 | テキスト検索や類似度計算向け、意味的な類似性を捉える | 検索エンジン、レコメンドシステム | あり | GPT-4対応の高度なベクトル化が可能 |
ポイント解説
- GPT-4 Turbo vs GPT-4: Turboはコスト効率が良く、APIでの使用にも最適。GPT-4はより高精度な推論タスク向け。
- DALL·E 3: 画像生成において大幅に品質向上、編集機能も統合。
- Whisper: 多言語対応が強み、インタビューや会議の文字起こしで活躍。
- Codex: プログラミングの自動化や補助に特化し、開発者向けに人気。
この表は最新の情報に基づいていますが、モデルや機能のアップデートが頻繁に行われるため、定期的な確認をお勧めします。