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確定申告をサポートするGPTを作る【税理くん】パート①

Last updated at Posted at 2025-03-16

確定申告RTA 2025:税理くんの開発日記

GOROmanです。

年が明けたら、また来ましたね確定申告の季節。毎年やってますが、この季節になるといつも「どうにかラクにできないか?」って考えてました。

というわけで今年は思い切って『確定申告RTA』に挑戦してみてますw

今年の申告期限は3月17日(月)。普段はギリギリで焦る派だけど、今回は珍しく余裕アリ!この余裕を活かして、AIを使った自動化を色々試してみました。

とりあえずChatGPTに聞いてみた

まずは軽くChatGPTに質問を投げてみました。

ぶっちゃけ「適当な返事が返ってくるんだろうな」って思ってたけど、予想以上にまともな回答がきてちょっと驚いた。

「青色申告の控除受けるには?」みたいな質問にもそれなりに正確な返事が来て、自分でもビビりました。税理士ほど細かいところまでは難しいけど、基本的な質問は余裕っぽいです。

イメージキャラクターを作る

Gemini 2.0 Flash でイメージキャラクターを作りました。
https://x.com/GOROman/status/1901093446561263649

image.png

「税理くん」に相談

image.png

「税理くん」爆誕:SQLでデータ集計する税務AI

じゃあもうちょっと進めて、データベースに経費とか収入ぶち込んでサクッと集計できるようにしよう!と思い付きました。

そんなノリで誕生したのが「SQL分かる税理くん」。こいつに「去年の交通費いくら?」とか聞くと即座に答えてくれるんです。

「クライアントごとの売上いくら?」とか「接待費の合計は?」なんて質問も一瞬で返ってくるので、Excelで悩むのが嫌いな自分には革命的でした。

調子に乗ってAWSも連携させた

調子に乗ってAWSとの連携にもチャレンジ。領収書の整理や入力がほぼ自動化できるようになったんで、これはガチでタイム大幅更新できそうw

PostgreSQLのスキーマはこんな感じ

スキーマも税理くんに適当に作ってもらいました。
https://gist.github.com/GOROman/617d553b94a4314658d7e5369ea4fff8

PostgreSQL MCP Server で Claude対応

MCP(Model Context Protocol)対応で、自然言語でSQLクエリできるように。

経費種別とか月別の集計も簡単に取れるのでめちゃ便利。

他にも色々応用できそう

これ税務だけじゃなくて、経理業務や売上レポート作成とか、予算管理にも使えそうです。

調子に乗ってカスタムGPT公開した

せっかくなので、税務特化型のカスタムGPT「能力特化税理くん」を公開しました。税務知識、SQL処理、AWS連携ができます。

興味あれば、触ってみてください。
↓↓↓
https://chatgpt.com/g/g-67d629d5747c819190a90deab58a245e-haihayou-neng-shui-li-seirikun

実際に使ってみると、「去年これどこ書いたっけ?」とかの疑問が即解決して、今年は楽勝の予感がしてます。あと30時間くらいあるし。

今後の展望

将来的にはe-Tax連携や自動申告書作成機能、税理士チェックも実現したいところ。データの集計から提出までほぼ完全自動化するのが目標です。OpenAI の CUA や Anthropic の Computer Use、Opera の Agent あたりでできそうです。

最後に

確定申告って面倒だけど、こういうテクノロジー使ってさくっと片付けちゃいましょう。みなさんの工夫もぜひコメントで教えてください。一緒に記録更新しましょう!

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