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お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!

ChatGPTに個人開発のアイデアを考えてもらう方法を真剣に考えてみた

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ChatGPTってアイデア力無いよね…

ChatGPTにアイデアを考えてもらったことはありますか?
正直な話、微妙だと思いませんか?
実際に、ChatGPTにアイデアを出させようとすると大体こんな感じになりますよね。

image.png

一見悪くは無いんですが、よくよく見ると不満が出てきます。

  • 規模が大きすぎる
  • ターゲットがあやふや
  • 当たり障りのない内容
  • …etc

出てくるアイデアのほとんどは「健康アプリ」だとか「翻訳アプリ」だとか。
当たり障りのない内容が多いですし、
また、個人で作るには規模が大きすぎることも多いです。

これでは、なかなかアイデア採用とはなりません……

ということで、今回の記事は「ChatGPTに個人開発のアイデアを考えてもらう方法を真剣に考えてみた」を話したいと思います。

今回の記事で解決したいことは以下の点です。

  • 創造性の高いアイデアを出してもらうこと
  • 規模感を個人開発レベルにしてもらうこと

とりあえずはこの二つが解決できればゴールとします。

一般的なアプリ開発のアプローチ

アプリの開発をする際のアプローチとして、私は主に3つあると考えています。

  1. 閃いたアイデアをそのままアプリにする
  2. 問題を定義し、それを解決するアプリを作る
  3. ペルソナを設定し、必要なアプリを作る

およそ、この3パターンに分かれると思います。

私としては、いつもは1です。
たまに2で問題定義をして解決する場合もありますが、基本は1。
また、3は実務で提案書を書く際にやったことがあります。

今回はChatGPTの特性を一番活かせる、3のパターンを使っていこうと思います。

ペルソナ作成

ということで、仮のペルソナを設定しましょう。

……そうですね。

面倒くさいですよね。

ということで、GPTに依頼してみましょう。

GPTに依頼する際は、ルールプロンプトという方法を採用しています。

上記の記事にて解説しているので、事前に読んでください。

ということで、実際に使うプロンプトはこちらです。

タスクを実行してください。
ただし、ルールに従って下さい。

# タスク
- 架空のペルソナを作成してください。

# ルール
- ペルソナの特徴は箇条書きで簡潔にまとめてください。

# ペルソナ

すると次のようなペルソナを提示してくれます。

image.png

- 名前: 山本 一郎
- 年齢: 35歳
- 性別: 男性
- 職業: デジタルマーケティングコンサルタント
- 趣味: 写真撮影、旅行、料理
- 家族構成: 既婚で1人の子供がいる
- 出身地: 東京
- 学歴: 東京大学経済学部卒業
- 性格: 創造的で好奇心旺盛、社交的だが時々内向的な面もある
- 特技: データ分析、語学(英語、フランス語)
- 好きなもの: テクノロジー、新しい文化を学ぶこと、コーヒー
- 苦手なもの: 高所、運動
- 目標: 自身のコンサルティングファームを設立する

これをベースに、アプリのアイデアを考えていきます。

アプリのアイデアを考えてもらう

さっそく先ほどのペルソナを利用して、アイデアを考えてもらいます。

利用するプロンプトは以下のものです。

タスクを実行してください。
ただし、ルールに従って下さい。

# タスク
- 指定されたペルソナに対して効果的なアプリのアイデアを出してください。

# ルール
- ペルソナを元に、必要そうなアプリのアイデアを出してください。

# ペルソナ
- 名前: 山本 一郎
- 年齢: 35歳
- 性別: 男性
- 職業: デジタルマーケティングコンサルタント
- 趣味: 写真撮影、旅行、料理
- 家族構成: 既婚で1人の子供がいる
- 出身地: 東京
- 学歴: 東京大学経済学部卒業
- 性格: 創造的で好奇心旺盛、社交的だが時々内向的な面もある
- 特技: データ分析、語学(英語、フランス語)
- 好きなもの: テクノロジー、新しい文化を学ぶこと、コーヒー
- 苦手なもの: 高所、運動
- 目標: 自身のコンサルティングファームを設立する

# アイデア

すると次のようなアイデアを出してくれました。

image.png

良い!

個人的には「家族向け旅行計画アプリ」は最高だと思います。
実際にあるかは分かりませんが、家族や友達同士で予算を考え、計画を立てるのは面白そうじゃないですか?
アプリとして作ってみたいです。

規模が大きいかも……

ということで、先ほどのプロンプトで「アイデア自体に創造性」は出ました。

しかし、相変わらず規模感は大きいままです。
また、アイデアが沢山出るのも少し嫌ですね(一つずつ吟味したいため)。

そこでプロンプトを修正して上記の要求を取り入れましょう。

ルールプロンプトでは、ルールを微修正するだけで、それが可能です。

次のプロンプトを使ってみてください。

タスクを実行してください。
ただし、ルールに従って下さい。

# タスク
- 指定されたペルソナに対して効果的なアプリのアイデアを出してください。

# ルール
- ペルソナを元に、必要そうなアプリのアイデアを出してください。
- アプリの規模は開発者一人で1週間で作れる規模にしてください。
- アイデアは一つだけ出してください。

# ペルソナ
- 名前: 山本 一郎
- 年齢: 35歳
- 性別: 男性
- 職業: デジタルマーケティングコンサルタント
- 趣味: 写真撮影、旅行、料理
- 家族構成: 既婚で1人の子供がいる
- 出身地: 東京
- 学歴: 東京大学経済学部卒業
- 性格: 創造的で好奇心旺盛、社交的だが時々内向的な面もある
- 特技: データ分析、語学(英語、フランス語)
- 好きなもの: テクノロジー、新しい文化を学ぶこと、コーヒー
- 苦手なもの: 高所、運動
- 目標: 自身のコンサルティングファームを設立する

# アイデア

すると次のような結果が出ました。

image.png

悪くないです。
アイデアもペルソナに沿った内容ですし、規模感も一人で作れるレベルです。
良い感じです。

ということで、最初に定義した二つの点を解決したので、官僚となります。

いかがだったでしょうか?

まとめ

今回はChatGPTを使ってアイデアを作る方法を考えてもらいました。
こうなったら、あとはアイデアをコードに落としてもらうだけですね。

現在、私の方でこのアイデアをそのままコードに落とし込むフローを考えています。
もし、可能になりましたら、またシェアさせていただきます。

もしよろしかったら、そういった情報をつぶやいたりしているので、フォローして頂けたら幸いです。

それでは以上です。

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