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GitLab 18.10で無料ユーザーもAI機能が使えるように!GitLab Creditsの購入が可能になりました

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Last updated at Posted at 2026-05-08

GitLab 18.10で無料ユーザーもAI機能が使えるように!GitLab Creditsの購入が可能になりました

はじめに

GitLab 18.10(2026年3月19日リリース)で、フリーティアのユーザーにとって大きな変更がありました。これまでPremiumやUltimateプランのユーザーしか利用できなかったGitLab Duo Agent Platformの機能が、フリーティアでもGitLab Creditsを購入することで利用可能になったのです。

この記事では、フリーティアユーザー向けに、GitLab Creditsの仕組みと購入方法をわかりやすく解説します。GitLabをもっと使いこなしたい方、AI支援機能を試してみたい方は、ぜひ最後までお読みください。

GitLab Creditsとは

GitLab Creditsは、使用量ベースの課金で利用される標準的な消費通貨です。主にGitLab Duo Agent Platformの機能を利用する際に消費されます。

GitLab Duo Agent Platformには、AIチャット機能やコード補完、自動化フローなど、開発を効率化するさまざまな機能が含まれています。これらの機能を使うたびに、設定された量のCreditsが消費される仕組みです。

フリーティアでの購入オプション(GitLab 18.10の新機能)

GitLab 18.10から、GitLab.comのフリーティアユーザーがGitLab Creditsを購入できるようになりました。

購入の特徴

  • 月額コミットメント制: 毎月一定量のCreditsを購入し、年間契約を結びます
  • 自動更新: Creditsは毎月自動的に補充されます
  • アップグレード時の引き継ぎ: 後からPremiumやUltimateにアップグレードする場合、Creditsのコミットメントは引き継がれます
  • 使用量の追跡: GitLab Credits ダッシュボードで消費状況を確認できます

オンデマンド使用の上限

フリーティアでは、オンデマンド使用(月額コミットメントを超えた使用)に上限が設けられています。

  • 月額上限: 25,000ドル
  • 上限に達すると、自動的にオンデマンド使用が停止され、翌月初めにリセットされます

この上限により、予期しない高額請求を防ぐことができます。

Creditsの消費量

GitLab Creditsは、使用する機能やモデルによって消費量が異なります。

主な機能の消費量

機能 1 Creditで利用できる回数
GitLab Duo Code Suggestions(コード補完) 50回
Code Review Flow(コードレビュー) 4回
SAST False Positive Detection Flow 1回
SAST Vulnerability Resolution Flow 0.25回

選べるAIモデル

GitLab Duo Agent Platformでは、複数のプロバイダーから多様なAIモデルを選択できます。モデルは複数のプラットフォーム(Anthropic直接、Bedrock、Vertex AI)で提供されており、用途や予算に応じて最適なものを選べます。

コスト効率重視モデル(1 Creditで6.7〜8回の呼び出し)

Claude Haiku 4.5シリーズ - 高速で経済的

  • Anthropic Claude Haiku 4.5
  • Bedrock Claude Haiku 4.5
  • Vertex Claude Haiku 4.5

高速で経済的な応答が必要な場面に最適です。日常的なコーディング支援やシンプルな質問に向いています。

OpenAI GPT-5シリーズの軽量版

  • GPT-5-Mini:大量のコーディングや定型作業に
  • GPT-5.4-Mini:高頻度の使用に最適化
  • GPT-5.4-Nano:最も軽量で高頻度の使用向け

その他の基本モデル

  • Codestral-2501:コーディング特化
  • Gemini 2.5 Flash:Googleの高速モデル

バランス型モデル(1 Creditで2〜3.3回の呼び出し)

Claude Sonnetシリーズ - Anthropicの主力モデル

  • Claude Sonnet 4.0(Anthropic、Bedrock、Vertex):以前の世代のコーディング・推論モデル
  • Claude Sonnet 4.5(Anthropic、Bedrock、Vertex):実世界のコーディング、推論、エージェント型ワークフローに最適
  • Claude Sonnet 4.6(Anthropic、Bedrock、Vertex、デフォルト):最新の主力モデル

Sonnetシリーズは、コード生成、リファクタリング、複雑な推論タスクなど、実践的な開発作業に最適です。

OpenAI GPT-5シリーズの標準版

  • GPT-5.1:コーディング、推論、文章作成、エージェント型タスクの主力モデル
  • GPT-5:汎用タスクに適した主力モデル
  • GPT-5.2:GPT-5ファミリーの最高の汎用モデル
  • GPT-5-Codex:エージェント型コーディング、リファクタリング、コードレビューに最適化
  • GPT-5.2-Codex、GPT-5.3-Codex:コーディングタスク用の進化版

最高性能モデル(1 Creditで1.1〜1.2回の呼び出し)

Claude Opusシリーズ - 最高の知能を持つモデル

  • Claude Opus 4.5(Anthropic、Vertex)
  • Claude Opus 4.6(Anthropic、Bedrock、Vertex)
  • Claude Opus 4.7(Anthropic、Bedrock、Vertex)

最大限の能力と実用的なパフォーマンスを兼ね備えた、Claudeで最も知的なモデルです。複雑なアーキテクチャ設計、高度な問題解決、大規模なリファクタリングなど、最も難易度の高いタスクに適しています。

OpenAI GPT-5の最高性能版

  • GPT-5.4:複雑な専門業務向けの最高峰モデル
  • GPT-5.5:階層化されたコンテキスト長価格設定を持つ最新の最高峰モデル

モデル選択のヒント

初めての方へ
まずはClaude Sonnet 4.6(デフォルト)から始めるのがおすすめです。バランスの取れた性能とコストで、ほとんどの開発タスクに対応できます。

コストを抑えたい場合
Claude Haiku 4.5やGPT-5-Miniを選ぶと、1 Creditでより多くの呼び出しができます。日常的なコーディング支援には十分な性能です。

複雑なタスクの場合
アーキテクチャ設計や難解なバグの解決など、高度な推論が必要な場合は、Claude Opus 4.7やGPT-5.5を選択すると、より質の高い回答が得られます。

コーディング特化タスク
コードレビューやリファクタリングには、GPT-5-CodexシリーズやCodestral-2501など、コーディングに特化したモデルが効果的です。

GitLab Creditsの購入方法

フリーティアでGitLab Creditsを購入する手順は以下の通りです。

前提条件

  • GitLab.comのトップレベルグループのOwner権限が必要です

購入手順

  1. GitLabの上部バーから「Search or go to」を選択し、自分のトップレベルグループを検索します
  2. Settings > Billingを選択します
  3. GitLab Creditsカードで以下のいずれかを選択します:
    • トライアル中でない場合: Purchase creditsまたはIncrease credits
    • アクティブなトライアル中の場合: Purchase monthly commitmentまたはIncrease credits
  4. Customers Portalのフォームで、購入したいCredits数を入力します
  5. Review orderを選択し、Credits数、顧客情報、支払い方法が正しいことを確認します
  6. Confirm purchaseを選択して購入を完了します

購入したCreditsは、Customers PortalのサブスクリプションカードとGitLab Credits ダッシュボードに表示されます。

GitLab Credits ダッシュボードで使用状況を確認

購入後は、GitLab Credits ダッシュボードで使用状況を追跡できます。

ダッシュボードの確認方法

  1. GitLabの上部バーから「Search or go to」を選択し、トップレベルグループを検索します
  2. Settings > GitLab Creditsを選択します

確認できる情報

  • 組織全体の使用量
  • 使用トレンド(現在の請求期間における累積消費量)
  • 日別の使用量の内訳
  • ユーザーごとの使用量

使用状況データはリアルタイムではなく、数時間以内に同期されます。そのため、ダッシュボードには最近の使用状況が表示されますが、直近数時間の操作は反映されていない場合があります。

GitLab Duo Agent Platformで何ができるか

GitLab Creditsを購入することで、以下のような機能が利用できるようになります。

Agentic Chat(AIチャット)

コード、プロジェクト、GitLab全体に関する質問に答えてくれるAIアシスタントです。コードの説明、バグの調査、ベストプラクティスの提案などを行います。選択したモデルに応じて、より高度な推論や詳細な分析が可能です。

Code Suggestions(コード補完)

コードを書いている最中に、AIが次に書くべきコードを提案してくれます。関数全体や複数行のコードブロックを自動生成することもできます。

カスタムエージェントとフロー

AI Catalogから、さまざまな自動化フローやカスタムエージェントを有効化できます。例えば、コードレビューの自動化や、セキュリティスキャンの誤検知判定などが可能です。

注意点とベストプラクティス

Creditsの有効期限

月額コミットメントで購入したCreditsは、毎月リセットされます。未使用のCreditsは翌月に繰り越されないため、計画的に使用しましょう。

使用量の監視

GitLabは、Credits使用量が以下のしきい値に達したときに、管理者とサブスクリプションオーナーにメール通知を送信します:

  • 50%使用時
  • 80%使用時
  • 100%使用時

これらの通知を活用して、使いすぎを防ぎましょう。

適切な購入量の見積もり

初めて購入する場合は、少なめの量から始めて、実際の使用パターンを把握してから増やすことをおすすめします。ダッシュボードで使用状況を確認しながら、最適な月額コミットメント量を見つけましょう。

まずはバランスの取れたClaude Sonnet 4.6から始めて、必要に応じてコスト効率の高いHaikuや、より高性能なOpusに切り替えるのが賢い使い方です。

まとめ

GitLab 18.10のリリースにより、フリーティアユーザーでもGitLab Creditsを購入することで、強力なAI機能を利用できるようになりました。月額25,000ドルの上限により、予期しない高額請求の心配もありません。

AnthropicのClaudeシリーズからOpenAIのGPT-5シリーズまで、多様なAIモデルから選択できるため、用途や予算に応じて最適な組み合わせを見つけられます。GitLab Duo Agent Platformの機能を活用すれば、コーディング効率が大幅に向上し、セキュリティスキャンの精度も改善できます。

まずは少量のCreditsから試してみて、自分の開発スタイルに合った使い方を見つけてください。GitLabをもっと使いこなして、より生産的な開発体験を手に入れましょう。

参考リンク

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