こんにちは、GIFTechの佐藤です。
みなさんはアプリケーション開発エンジニアでしょうか?
私はGIFTechで、アプリケーション開発やサイト構築、データ分析、SNS運用、テックブログ運用、イベント運営...など幅広く活動しています。
今回は、私が活動している一つ、テックブログ運用(Qiita) を具体例に、エンジニアがデータを見るべき理由と、自分ごと化する方法を共有します!
Qiita × GA4
私はQiitaにGoogle Analytics(GA4)を導入しています。
まだの方はぜひ入れてみてください!すぐできます。(この下で紹介します)
標準の「View数」だけでは分からなかった分析が幅広くできるようになります。たのしいです。
| 指標 | Qiita標準機能 | Google Analytics (GA4) |
|---|---|---|
| 成果 | いいね、ストック数 | コンバージョン(リンククリック等) |
| 流入 | View数 | 検索(Google)か、SNS(X)か |
| 熱量 | コメント | 平均エンゲージメント時間 |
例えば、 「Google検索から来た人」は、SNSから来た人に比べて約1.5倍も長く記事を読んでくれている ことが分かる、など分析をすることができます。
これを知ると、「次はもっと検索されやすいように、エラーコードをタイトルに入れよう!」といった、未来の貢献への具体的な仮説と取り組みが湧いてきます。
それをPDCAサイクルで試してみて成果を生み出す、ということが大切だとどこかで学んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか...。
仕事では事業成長、個人開発では個人成長をしたいという思いで挑戦できることは多くあります。私たちが実装した機能や成果物。それが誰にどう届き、どんな価値を生んでいるのか、これを知ることこそが、エンジニアとしての本当の醍醐味であり、事業に貢献する第一歩だと私は感じています。
意識のアップデート
個人開発でも仕事でも、「作って終わり」はもったいないです!
- 何のためにそのタスクやアウトプットを生み出したのか?
- 実装した機能は、本当にユーザーの課題を解決しているのか?
- 自分が書いたテックブログは、誰かの助けになっているのか?
これらを今一度考えてみてください。
その上で、これを数値で把握することで、私たちはただの作業者から事業を推進するエンジニアへとアップデートできると思います。
例えば、このQiitaテックブログ。
GIFTechは、モノ創りの本質をついた特殊な取り組みを生み出しています。それを発信し、みんなのモチベーションや興味を持ってもらいたい、知識を深めたい、いろんなエンジニアに知ってもらいたい、といった理由があります。
この理由が達成できているのか?を常に意識し、アウトプット方法をアップデートする必要があります。
標準機能でも「いいね」や「ストック」、「コメント」「View数」は見れますよね。もちろん、それも指標となります。
でも、「流入はどこか」、「読了率はどれくらいか」ということまでは詳細に見えてきません。
もしかしたらQiitaではなく、違うプラットフォームの方が目的を達成しやすいかもしれない。もしかしたらこの時期に、こういう内容の投稿をするとより読まれる、などたくさんの仮説をもって取り組むべきです。
【実践】QiitaにGA4を組み込む方法
まだ導入していない方へ。3分くらい?で終わります。
-
Google Analyticsでプロパティを作成
測定ID(G-XXXXXXXXXX)を取得します。 -
Qiitaの設定画面へ
[設定] > [外部サービス連携] > [Google Analytics設定] - IDを貼り付けて保存!
これだけで、明日からあなたの記事が「どう読まれているか」のデータが溜まり始めます。データは貴重なので投稿していない方も今からでもセットしておきましょう。未来の自分に褒められるかもしれません。
GA4のどこを見ればいい?
GA4を入れたら、まずここを見てください。
目的によって見るべき箇所も変わりますが、イメージしやすかったりとっつきやすいものを紹介します。
もし具体的に取り組む場合は、自分の目的を伝えてどこをどのように分析すればいい?とAIに聞いて見るといいでしょう。
① トラフィックソース(どこから来たか)
「どの流入元から来た人が、どの記事を読んだか」を紐付けます。
レポート場所: レポート > 集客 > トラフィック獲得
主ディメンション: セッションの参照元 / メディア
セカンダリディメンション: 「+」をクリックしてページパスとスクリーンクラスを追加。
操作: 右上の「共有」アイコン > 「ファイルをダウンロード」 > CSVを保存
GUIでも良いですが、CSVを用いてAIと分析するとやりやすいと思います。
以下のようなトラフィックソースの一部を紹介します。
-
google / organic: Google検索から辿り着く読者。何らかの具体的な「悩み」を持って自ら検索している可能性が高い。 -
t.co / referral: XのタイムラインやDM内のリンクを直接クリックした受動的な閲覧。 -
(direct) / (none): コミュニティや裏側での動きです。Slack、Discord、社内ポータル、あるいはQiitaアプリからの流入です。 -
Qiita ニュース / email: Qiita公式が発行しているメルマガ「Qiitaニュース」内のリンクからの流入です。トレンドに載ることで掲載されます。
Qiitaトレンドに載ると、RSSなどでも拾われることが多いので、トレンド載りは必須でしょう。
② 平均エンゲージメント時間
「記事を開いて、すぐ閉じられていないか?」を確認しましょう。
もし短ければ、導入文をもっとキャッチーにする、あるいは目次を整理するチャンスです!
③ その他
コードのコピー(カスタムイベント)
「自分の書いたコードが何回コピーされたか」を計測できれば、それはエンジニアとして最高の実績になります。
記事別詳細データ(ページとスクリーン)
「どの記事が、どれだけの時間読まれたか」の真実を追います。
レポート場所: レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン
主ディメンション: ページパスとスクリーンクラス
操作: 右上の「共有」アイコン > 「ファイルをダウンロード」 > CSVを保存
ランディングページデータ
「読者が最初にどこに着地したか(入り口)」を特定します。
レポート場所: レポート > エンゲージメント > ランディング ページ
操作: 同様にCSVを保存
アウトプットの次にするべきこと
最初は「記事を書くぞ!」「自分の記事のViewが増えて嬉しい」でいいんです。
でも、そのデータを深掘りしていくと、「あ、この記事は新人エンジニアの助けになっているんだな」 「この技術選定の悩みは、今みんなが持っているんだな」 という、社会や事業との繋がりが見えてきます。
私自身、GA4を眺めるようになってから、開発の視座が変わりました。
「動くものを作る」のは当たり前。その先にある価値を届けるための工夫に目が向くようになります。
データは、未来へのギフト
エンジニアにとって、データは嘘をつかない最高のフィードバックです。
ユーザーのインサイトはもちろん、自分の成果物がどう影響を与えているのか調査してみることで、これまで見えていなかった改善の鍵が見つかるかもしれません。
まずはGA4を入れて、最初の1週間を眺めてみてください。
自分が世界に与えているインパクトを数値で見たとき、きっともっと開発が楽しくなるはずです!
GIFTechの特殊な取り組みとは?
エンジニアリングで社会課題に向き合った新規事業の第一歩!
赤裸々に語っています。
【エンジニア × 伝統工芸職人】400年の職人技を最新AIが学習すると何が起きる?開発現場ドキュメンタリームービー。
Xの運用だったり
こんな記事を書いていたり...
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